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2024年1月30日をもって、名古屋市中村区上ノ宮2-35に所在した、若駒山岳会事務所を閉鎖しました。

若駒山岳会創立20周年記念特集号によると、事務所の開設は1987年(昭和62年)8月とあります。つまり36年6ヶ月の事務所の歴史に幕を閉じたことになります。実に慌ただしく事務所の片づけ、引っ越し作業を行いました。ここまでの経緯を簡単ではありますが、まとめてみました。

2023.10.26 会のGmailに「屋根が崩落、隣ですが瓦がゴミ出し場に落ちて大変危険です。早急に対策、片付け願います」とのメールが入っていました。事務所に駆けつけた時はこんな状態でした。

幸いにも、ケガをされた方はいないようでした。でも、再び瓦が雪崩のように落ちてきても不思議でない状態で、対策が必要でした。この事務所となった部屋を貸していただけるように尽力されたOBのKBYさんに連絡し、貸主の大家さんの連絡先を教えていただき、電話で現状を伝えました。この時に大家さんと初めて話しをしました。瓦が下のごみ置き場に落ちて来ないような応急処置は会でするので、屋根修理の手配をお願いしたい旨を伝えました。

2023.10.27、30 屋根から崩れた瓦が、下のごみ置き場に落下しないように、コンパネを設置。また雨による腐食を抑えるため、塗装をしました。

コンパネ設置の作業中に、この建物と土地の持ち主の方々のお一人から、「この先、この建物がいつ倒壊してもおかしくない状態なので取り壊したいと考えている。これを機にこの建物から出てもらえないか」と言われました。

11.1 例会にて、屋根瓦が崩落したこと、大家さんから建物の取り壊しを考えているので出てほしい、と言われたことを報告しました。

11.15 例会にて、来年早くに取り壊しに掛かりたいと言われたことを報告しました。今後、会事務所をどうするかを検討した中で、県連事務所に間借りできるか県連に打診してみることになりました。

12.6 事務所の移転について協議する臨時総会を12月20日に開くことにしました。

12.20 臨時総会にて、移転先を県連事務所としました。引っ越しにあたっての不用品回収業者の手配等、片づけ、要不用品の分別を始めました。

2024.1.23 県連事務所への引っ越しをしました。共同装備品として残すもの、スチール棚、登山関連の書籍、古い資料的な山岳雑誌を運び入れました。書籍、雑誌は県連への寄贈するということで引き取っていただけました。

1.28 会事務所のお別れ会を開きました。OBの方々に声を掛け、事務所に集まっていただき、事務所の最後の姿を見納めしていただきました。その後、本陣駅前の居酒屋さんで会食をしました。思い出話で大いに盛り上がりました。OB19名、現会員4名、総勢22名となりました。

1.30 業者による不用品回収をしました。事務所内に残ったものをすべて出して回収してもらいました。

こんな状態の事務所の中でしたが、回収業者につるっと回収していただきました。

  

2.3 大家さんに初めてお会いしました。事務所のカギをお返ししました。36年6ヶ月の間、若駒山岳会の事務所としてお貸しいただき、誠にありがとうございました。

 

回収業者さんの作業中、壁に掛けてあった黒板の裏に、こんな落書き(?)がありました。

25周年記念でヨーロッパを目指した時の計画を描いたもののようです。