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11月12~13で、念願の大峯奥駈道に行ってまいりました。

せっかくの奥駈道なので、縦走して修行僧気分を味わい、私も一皮剥けたいところですが、お休みが2日間しか取れなかった&交通事情により、大峰山の一部、稲村ヶ岳と行者還岳に登ってきました。

初日は母子堂から稲村ヶ岳に登り、頂上から少し戻ったところにある稲村ヶ岳山荘に一泊するという行程。

アクセスにやたら時間がかかるので、名古屋を早朝に出発します。

洞川温泉周辺は紅葉が綺麗でした。

これは紅葉が期待できるな〜と思い、カメラを出して出発したものの・・・

山中はあまり紅葉していませんでした。

というか落葉していました。残念・・・

 

でも、森の雰囲気ステキです。

秋ですねー。

楽々、お昼頃には小屋に到着。

小屋の看板にほっこりします。

腹ごしらえをした後、稲村ヶ岳ピークを目指します。

途中、大日岳によりました。

往復15分くらいですが、ちょっと怖い箇所あり。ガスっててよかった〜。

昔は大日岳を稲村ヶ岳と読んでいたそうな。(小屋のおじさん談)

大日岳からしばらく歩き、現在の稲村ヶ岳のピークに到着。

しかし、だいぶガスが濃くなってきて、TNKさんが見たがっていた山上ヶ岳方面は見れませんでした。

霧のたちこめる景色も大峰山らしくて好きですけどね。

小屋に戻って、1日目の歩きはこれにて終了。

素朴な小屋でしたが、夕飯の鍋も美味しかったし、おじさんの稲村ヶ岳愛も伝わってきて、いい小屋でした。

その晩は、かなり雨が降っていました。

2日目の朝は雨のスタートかと心配でしたが・・・

雨は止んでいました。でも、また降ってきそうなのでレインパンツを履いておきます。

やっぱり途中で降ってきました。

雨の大峰山・・・・怪しげな雰囲気ムンムンです。

それもまた魅力ですが。

ついに来た!!!女人結界門!!!

これが実物か〜〜〜!!!

今や、日本で女人禁制の場所はここだけではないでしょうか。

この先に行けないのは残念ですが、まだこういう文化が残っているのは非常に貴重なことなので、私はこのままで良いかなと思います。

ぜひ、男性には山上ヶ岳の西の覗きにチャレンジしていただきたい。

 

なんやかんやで稲村ヶ岳から無事下山。

しかし、まだ修行は続きます。

次は、行者還トンネルまで移動し、そこから行者還岳を目指します。

こんな山奥に、こんな立派な有料駐車場があるとは・・・さすが世界遺産。

雨は全くやむ気配がありません。

もう、写真は諦めて修行に専念します。

台風の影響で木がいたるところでなぎ倒されていました。

雨の降りしきる中たどり着いた怪しげな小屋・・・・

しかし、中は超キレイ。全然抵抗なく泊まれそう。

こんなキレイな小屋にタダで泊まれるなんてありがたや〜ありがたや〜。

小屋に荷物をデポし、行者還岳のピークへ。

地図の行程時間に惑わされながら、なんとかピークにたどり着く。

見晴らしもない味気ないピークでしたが、錫杖がカッコいい!!!

お土産にレプリカミニ錫杖が売っていたら欲しいくらい、錫杖は魅力的なアイテム。(私だけか?)

下山時、一度ルートを見失いました。

この辺りの破線ルートは結構道が分かりづらいみたいです。

皆さん、行く際はお気をつけください。

 

2日目はまさかの1日中雨で、リアル修行な山行になってしまいましたが、それなりに楽しめました。雨の中歩く練習にもなったし。

まだまだ気になるルートがたくさんあるので、先輩方にお付き合いいただいてまた来たいなあと思います。

 

 

 

 


山行データ 1日目

山名・山域稲村ヶ岳、行者還岳
山行ルート
日付2018.11.12〜13
所要時間
山行人数2人
天候1日目晴れのち雨、2日目雨
山行記録
備考破線ルートは迷いやすい