22/05
14
岩登り(フリー, ボルダリング)
御在所後尾根
御在所の後尾根バリエーションの詰めあがってきました。
当初の予定は、前尾根クライミング練習だったけど、午前中の天候が思ったほど回復せず、後尾根に切り替えました。といいつつも、とりあえず、前尾根を目指します。当日までの3日間の雨天の影響か、藤内沢は普段よりも水量多く、濡れないように前尾根にたどり着くだけで、ロープ出しが必要なほど。岩の濡れ具合を確かめながら、巻きながらP4取りつきまで、ルート視察。実際に登攀しないまでも、取りつき具合や、ルートの特徴を解説してもらえると、イメージ湧いてきます。P6では懸垂下降の実習訓練を。少々。そして、本日の本命の後尾根に入りました。名前だけは聞いたことがあったけど、マイナールートではないかとの思い込みから、正直ドキドキしてました。ロープがいるのか、クライミングなのか、バリエーションなのか、この先に何が現れるのか、状況を見ながら歩みを進めるとは、こういうことかと、実感した次第です。でも、後尾根って、やっぱりいいなと思います。詰めあがりながら、振り返ると、藤内壁の感じがよく出てる。一壁、バットレス、前尾根がとってもいい感じで見れて、特に中尾根の巨大な岩峰の具合が、一望できるNice Viewでした。
時折吹く、強風に体と心が揺さぶられながら、この御在所という山の多彩さを、改めて感じました。クライミング岩峰に、沢もあり、バリエーションも豊富で、冬季にはアイス、厳しい雪ルートがあるかと思えば、小屋まで整備されているし、多くの登山者を楽しませる奇岩群ルートがあり、山頂の公園は登山の山であることを感じさせない和やかさまで、持ち合わせている。この山との付き合いは長くなりそうな、そんな気がしました。