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若駒広場

雲について、ちょっと解説してみました。
 
雲とは、無数の小さな水滴や氷の結晶の集合体が、地球上の大気中に浮かんで見えているものです。
この、「浮かんでいる」と「見えている」が重要なポイントで、雨や雪になるにしてもすぐには落ちてこない。見えてるのでいずれどこに落ちるか大体わかる。透けてないので日射を遮る効果がある。など、我々の生活に恩恵を与えてくれています。
 
雲は大気中の水の存在形態の一つであり、様々な種類や形状があります。雲の形状やタイプは、大気中の湿度、気温、気圧、風の流れなどの条件によって異なります。したがって、雲の種類によって上空の風の向きや強さ、湿り具合や上昇気流の有無などがおおよそ把握できます。
 
雲の分類方法は、雲の高度や性質などによって10種類に分類する十種雲形が一般的です。
大昔は、世界各国の気象研究者が好き勝手な分類で独自に名前を付けてましたが、それでは、訳が分からんということで、国際共通の分類法として十種雲形が用いられるようになりました。
 
とはいうものの、実際に見ていると様々な色や形の雲に巡り合います。雲は風景を美しく彩る要素でもあります。特に夕焼けや朝焼けの時に、雲が太陽の光を反射して美しい色彩を放つ光景は、人々の心を和ませます。