春の長野、山梨トリップ
5月3日から5日まで、家族と信州と甲斐地方の岩登りと山登りに行ってきました。
5月2日の夜に名古屋を立って、その日は美しの森駐車場で仮眠、翌朝に廻り目平の駐車場に入りました。
Day1
早朝にもかかわらず、さすがに連休の小川山。キャンパー、クライマー、ボルダラー、登山者の車でかなり満車状態。
マット担いだお兄さんたちを見ながら、この日は烏帽子岩左稜線にいく予定です。
キャンプ場を過ぎて、堰堤のあるところを対岸に渡ります。防水の靴でないため、靴を濡らしたくないので、裸足になって渡渉。足がちぎれそうに冷たかった。
渡渉してから、ケルンを探しながら取付きに向かいます。ケルンを見落とさなければ問題ない。
↓これは林道から逸れるところのわかりやすいケルン。
ガレた広いルンゼを歩くこと20分くらいで、岩が見えてきます。よく見ると、もう先行パーティが登っていました。なんて早いんだ。
取付きに着いたら、先行パーティがいたので、しばらく待機。なかなか登っていかず、辛抱強く待ちます。
先行パーティが登りだしたので、すかさずついてのぼります。3ピッチ目くらいの5.8のピッチのところで、先行パーティのフォローが登れず、何度も叫びながら落ちていました。かなり待っても登れるようすなく、先も長いので、抜かさせてもらいました。
↓ここを越えると、岩稜に出ます。天気もよく快適な登りができます。
何ピッチ目か忘れましたが、ばえるところ。
↓ハンドサイズの5.7のクラック。遠くからだと難しく見えましたが、近づくと短い。キャメロット1~3番を使いました。
後続が来ていたので、ほとんど休まず、登りました。
烏帽子岩左稜線は、トポでは懸垂も入れて20ピッチとされる長いルートです。特に終了点もなく、中間支点はNP中心。ロープの流れを考えて適当に切って行くので、何ピッチ登ったかわからなくなり、途中で数えるのはやめました。
結局、順番待ちもあったりで、あと2ピッチ残したところで時間切れ。エスケープして降りました。
↓帰りの渡渉。帰りも冷たかった。
キャンプ場を出て、戻るまで10時間くらいかかった。長い1日でした…。
この日はナナーズでご飯を買って、塩川ダムの駐車場で車中泊。前日の寝不足もあってビール飲んだら爆睡。
Day2
翌日は、甲府幕岩でクライミング。十年ぶりです。
岩場の広さに比して駐車場が狭いので、朝6時過ぎに行ったら、さすがに誰もいない。
1番乗りで岩場に行こうとするも、岩場への道が変わっていてわからない😭
結局ほかのクライマーさんが来るのを待って教えてもらいました。3、4年前に変わったそうです。
↓ スパイラルリーフ。昔一生懸命トライした懐かしいルート。内容的に面白いので、今も人気があるようです。
甲府幕岩は、昔何度か行きました。新芽のころ、晩秋は、森がとてもきれいなので、私の好きな岩場です。
また来ることができてよかった。こういうところはグレード追及するようなクライミングではなく味わって登りたい…。
人気ルートは結構混みますが、不人気ルート(笑)中心に、難しいのは避けて、5.10台を7本ほど登りました。昨日の疲れもあってか、足がむくんでクライミングシューズが痛かった。
午後遅めまで登って、この日は甲斐市まで降り、双葉インター近くの「孫悟空」というご飯屋さんで夕食。
↓高タンパク低カロリー?のチキンカツ定食。
とても美味しかった❗
女将さんに「岩登りに来たの?」と聞かれました。どうしてわかったのか聞くと、他府県から来る客はたいてい岩登りに来る人らしい。どうやら関東方面のクライマー御用達しのお店だったみたいで、リピーターも多いらしい。
ボリュームもあって、新鮮なサラダもついて、とても美味しかった。また行きたい。なお、ご飯の盛りは人を見てきめるみたいです😆。
たらふく食べて、この日は深田記念公園の駐車場で車中泊。
Day3
早朝5時に茅ヶ岳に向けて出発。この日も晴れて気持ちがいい。
茅ヶ岳は初めて来ましたが、落葉樹の中の整備された道を歩く気持ちのいい山でした。
↓頂上まであと少しのところに、「深田久弥終焉の地」という碑があります。深田久弥さんがここで脳出血で倒れたらしい。53年前のことです。
八ヶ岳。
富士山。
時間が早かったので、山頂は人も1、2名いるだけで、しばらくのんびりして下山。見晴らしもいいし、すぐに登れる、いい山だな。
下りて来てもまだ9時だったので、帰りはテンホウ寄って、尖石縄文考古館寄って勉強して、帰りました。
↓これが「尖石」。意外に小さかった。
終わってみると、あっという間の連休でした。
山行データ 1日目
山名・山域 | 小川山、甲府幕岩、茅ヶ岳 |
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山行ルート | |
日付 | 2024.05.03ー5 |
所要時間 | |
山行人数 | 2人 |
天候 | 3日とも晴 |
山行記録 | |
備考 | 烏帽子岩左稜線は、ピッチをつなげることと懸垂にいいかなと思い、60mロープで行ったが50mでよかった。 |