25/03
09

3/8-9と八ヶ岳の南沢小滝と横岳石尊稜に行ってまいりました。

赤岳山荘からテント泊装備、平爪&縦爪アイゼン含むガチャ類、ロープ各1本ずつ、、と今シーズン一の重さの荷物を持って歩き出します。雪山シーズン終盤にて少し重さには慣れてきたかも。

約1時間ちょっとで南沢小滝に到着。しっかり氷が発達していたので、登れるルートは多数。先行グループが真ん中を取りつこうとしていたので、右側を相方がリードしてトップロープを張ってくれたので、まずは軽く登攀、、のつもりがいっぱいいっぱい。。。2本目、3本目はリードの練習としてスクリューを入れながら登ってみますが、頻繁にアックステンションで休憩しながら、なんとか登りきる状態。翌日の石尊稜の為に腕力を残しておかねば、ということでリード登攀も南沢大滝も今回は諦め、行者小屋に移動し、明るいうちから就寝しました。

小滝も大滝も立派に発達。

 

夜には雪が少し降ったようですが、翌朝は快晴。ありがたい事にトレースもあり、ラッセルはほぼ無く取り付きまで到着。
先行パーティは1組なので、早速準備に取り掛かります。傾斜も緩いし、リードさせてもらおうかなと迷っているうちに後続パーティが上がってきて、渋滞してきました。後ろが多数待っている中、モタモタと下手なリードするのはキツイなと思っていると先行パーティのフォローが滑落。ロープがあるので問題ないのですが、すっかりリードする闘志を失ってしまいました。
相方、、お願いいたします。いつもの事ながら、相方に頼ってしまった。

久しぶりにダブルロープでの登攀にてロープの取り扱いが下手すぎた。練習せねば。

  

上部岩壁はホールドがあるので、下部ほどいやらしくはないですが、高度感があり、緊張。

最後、ガリーを詰めて稜線に出ます。風もほぼ無く、天気に恵まれました。
稜線をしばし歩き、地蔵尾根から業者小屋に下り、テントを撤収して帰りました。

  

  

冬季シーズン八ヶ岳(アイス、雪稜)の最後の山行にて、成長を確認して〆たかったのですが、アイスクライミングも雪稜登攀も沢山の課題を残す事になりました。引き続き精進してまいります。