23/03
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伊吹山地の北尾根を歩いてきました。
関西在住の頃は、伊吹山を北側からアプローチすることができなかったので、名古屋在住のこの機に挑戦。
電車・バスを乗り継いで、国見峠までの舗装路を1時間余り歩いて登山口の鉈ヶ岩屋に至ります。
ここから国見岳に取り付きました。
雪は教如上人御窟との看板(850m付近?)のところから現れました。国見山手前の広い尾根は全面積雪しており、雪面をズボりながら登ります。
国見岳(1126m)に到着。やや霞んでいるものの見晴らしがよいです。遠くに能郷白山が見えます。
国見岳からは伊吹山への北尾根の全容が見て取れます。この尾根上を辿りました。
北尾根は雪があったりなかったり、岩稜だったりブッシュだったり森林の中だったり、の変化に富んだ緩やかな尾根でした。
一番厄介だったのは1149Pへの約200mの登り。雪道の急登であり、この日最もつらい登りでした。
雪は緩んでおり、5歩に1歩程度ズボる感覚。
静馬が原・ドライブウェイを経て伊吹山山頂。琵琶湖を見下ろしながら休憩しました。
下山は中尾根。下山路が余すところなく見下ろせる急な断崖を慎重に下りました。
感想:北尾根はとても見晴らしの良い尾根であり、終始楽しみました。
山行データ 1日目
山名・山域 | 国見岳~伊吹山 |
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山行ルート | 北尾根登り、中尾根下る。 |
日付 | 2023.03.11 |
所要時間 | 8時間 |
山行人数 | 1 |
天候 | 快晴 |
山行記録 | ●目的 伊吹山地の北尾根を歩く。 関西在住の頃は、伊吹山を北側からアプローチすることができなかったので、名古屋在住のこの機に挑戦。 ○登山口(鉈ヶ岩屋)まで ・JR大垣駅から養老鉄道線に乗り換え、のどかな田園風景を眺めながら電車に揺られ終点の揖斐駅。 ・揖斐川町のコミュニティバス(といっても7人乗りの乗用車)に乗り込んで山間の美束落合で下車。 ・粕川を渡って国見峠へと続く舗装路を進む。 ・天気は快晴で気温が高い。道路途中の気温表示は17℃。 ・休業となった国見岳スキー場を右に見てさらに進むと登山口である鉈ヶ岩屋に着く。 ○鉈ヶ岩屋~国見岳 ・最初谷沿いに登り左側斜面を登って尾根に乗った。 ・積雪はなく天然林の雑木の尾根筋を辿る。 ・教如上人御窟との看板(850m付近?)のところから上は雪道。スパッツ装着。 ・雪はある程度締まっているが、表面は解けており時々ズボる。 ・954Pを経て国見峠からの登山道に合流。 ・ここから先、尾根の東側は積雪があるものの、西側は皆無。 ・登山道は尾根の西側についていることが多く、したがって、乾いた道を登る。ラッキーである。 ・ただ、国見山手前の広い尾根は全面積雪しており、雪面をズボりながら登る。 ・広大な雪面の広場(ここは山頂ではない)を経て国見岳(1126m)に到着。 ・やや霞んでいるものの見晴らしがよい。遠くに能郷白山が見える。 ・伊吹山への北尾根の全容が見て取れる。まだ先は長い。 ○国見山~ドライブウェイ合流 ・手前の大禿山までは、稜線には雪はなく快適に進行。 ・大禿山に12時までに到底到着が無理なら引き返すと決めていたが、リミットの13分前に到着。 ・続く御座峰へ続く稜線は雪道となる。締まっているので、ズボりは50歩に1歩程度か。数えたわけではないが。 ・御座峰の広い山頂で休憩。唯一積雪の無い鉄製の看板の上に腰を下ろす。 ・御座峰から先は、雪があったりなかったり、岩稜だったり森林の中だったり、の緩やかな尾根上を辿る。 ・1149Pへの約200mの登りは雪道の急登であり、この日最もつらい登りであった。 ・雪は緩んでおり、5歩に1歩程度ズボる感覚。これも数えたわけではない。 ・直下の急斜面で尾根の西側へトラバースするところがあったが、危険性は極めて低いものの雪崩があると怖いので、雪面の最短距離をキックステップで直登。しんどかった。 ・最後は、緩やかな斜面をズボリング。 ・ドライブウェイを見下ろす1149Pに到着。 ・静馬が原を経てドライブウェイに合流。 ○ドライブウェイ~伊吹山 ・ドライブウェイは本来歩行者の通行は禁止されているが、休業時故、自己責任で通過させていただく。 ・すでに除雪が進んでおり、最初は乾燥した道だが、左に稜線が迫る箇所で除雪中の重機が2台。 ・作業員の方に挨拶し快く通していただく。 ・その後もそこまで積雪は多くなく難なくドライブウェイの終点である駐車場に到着。 ・伊吹山への最後の登りは、最初雪道だが山頂手前は階段が露出している部分を歩く。 ・さほど苦も無く山頂。展望がよい。北側に雪が着いているのはおそらく金糞岳あたり。琵琶湖を見下ろす。霊山鈴鹿方面は霞んで見える。 ・三角点付近のベンチで景色を見ながら休憩。 ○中尾根~弥高集落へ下山 ・下山は中尾根。フェンス沿いに少し進み、その先で下山路が余すところなく見下ろせる急な断崖の上に立つ。 ・急ではあるものの、何とか下れそうに思えたので、スタート。 ・最初は急なガレ場であるが、少しずつ緩やかになってくる。 ・休業している伊吹山スキー場のゲレンデを右に見て下る。 ・やがて岩稜から草付きの尾根となり、再び岩稜を経て森林の歩きやすい道となる。 ・850m付近?で伊吹山5合目に続く登山道に合流。 ・この辺りでスパッツを外すも、直後に雪道となる。大体こんなものである。 ・すぐ先で弥高山の道標。ここは上平寺集落への下山路との分岐。 ・弥高集落への道は、最初わかりにくいものの、南に続く尾根を下るとテープが現れる。 ・大堀切や弥高寺本坊跡地を経て、地図に無い林道に出た。 ・本来の登山道に林道が交差すると、登山道を見失うのでとても厄介。 ・GPSを確認しながら弥高集落へ出た。 ・下山と同時に、山中では気にならなかったが、花粉症の症状(目のかゆみ、鼻水、くしゃみ)がでる。 ・近江長岡まで舗装路をゆく。 |
備考 |