
立山連峰・劔岳の旅
8/13-16 3人で立山連峰・劔岳に行って来ました。
行程の大半において、ガスが多く景色は微妙だったものの、雨に降られることなく、
日帰りでは行けない大自然を堪能することができました。
<Day1>
最近、駐車場が核心なことが多いですが、扇沢無料駐車場に空きがありました。
午後だったことが幸い!?
14時発のバスに乗り込み、室堂まで黒部アルペンルートで一気に上がります。
本日は雷鳥沢まで行けばいいので、歩きはほとんどなく観光気分です。
↓ 観光放水中の黒部ダム(最終日撮影)
↓ 数えきれないほどのテント
↓ 何も打合せしていないのに3人とも同じ銘柄のビール持参で息ピッタリ!☆
<Day2>
雷鳥沢から剱岳のピストン山行(別山尾根)
昨年の夏合宿で早月尾根から劔岳の予定でしたが、台風の影響で中止。
まさか今年リベンジできるとは思わず、感慨深いものがありました。
一般路とは言え、「さすが劔」と思うような鎖場が連続し、スリル満点。
有名なのはカニシリーズですよね!(たてばい:往路、よこばい:復路)
ガスガスの影響か鎖や岩が湿っぽく、滑りやすいことこの上無かったです。
パーティで安全確認の声かけをしながら、無事往復できたことが良かったと思います。
雷鳥沢に戻ってきた後、温泉に入ったのは内緒です(笑)
<Day3>
立山三山、堪能コース。
雷鳥沢のテントを撤収し、真砂岳方面へ標高を稼ぎます。
稜線に出てからは、富士ノ折立・大汝山・雄山の順で快調に突破できました。
雄山山頂には神社があり、多くの人たちで賑わっています。立山信仰ですね。
↓ 名付けて、立山三山ポーズ!(笑)
一ノ越まで下って、ここからが試練の旅でした。
龍王岳、獅子岳、ザラ峠を経て、五色ヶ原まで歩き通します。
龍王山頂直下では、雷鳥のつがいを発見!
思わずカメラを回していました。かわいすぎる。。。
ザラ峠ではリーダーのSさんから、
戦国武将・佐々成政の「さらさら越え」のエピソードを教えてもらいました。
調べると諸説あるようですが、厳冬期に当時の装備でここを通ったのかと思うと驚愕です。
偽ピークを越えながらへいこらして進むと、本日の幕営地・五色ヶ原に到着。
雷鳥沢と違ってテント数も少なく、ゆっくりとくつろげそうです。まさに秘境!
直前の情報だと水場が無いかも?と、一同不安になりましたが、
今年は降雪が多かったせいか雪解け水が蛇口から出ており胸をなで下ろしました。
<Day4>
あっという間に最終日。下るだけ、と思いきや平乃小屋を過ぎてから、
右手に黒部湖を見ながらながーいアップダウンの道が待っていました。
下手すると湖に落ちてしまうくらい細いガケ道もあり、気が抜けません。
また、ここにきて天気が回復したので汗ばむ陽気。
熱中症にも気をつけながら、ひたすら帰路を辿りました。
黒部ダムが見えてきたときは感無量!
3日ぶりの景色に一同興奮冷めやらぬ様子で最後は小走りでした笑
行きは素通りだった黒部ダム周辺を散策し、しっかり観光。
ご褒美に一同ソフトクリームで乾杯しました。
今年も泊まりの夏合宿は天候不順で中止となり、少し落ち込んでいましたが、
埋め合わせには十分すぎるほどの充実した山行になりました。
計画段階からよいチームワークでご一緒くださったSさん、Mさん、本当にありがとうございました!
次回来るときはきっと快晴でしょう。
そして、劔岳・源次郎尾根に向け、力をつけて戻って来たいと思います!
以上
山行データ 1日目
山名・山域 | 立山連峰・剣岳 |
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山行ルート | |
日付 | 2025.08.13 |
所要時間 | |
山行人数 | 3人 |
天候 | |
山行記録 | <全行程> 山行時間 30:08 距離 37.1km のぼり 3588m くだり 4560m |
備考 |