こんにちは。takapiです。

今回は、西穂高岳にチャレンジしてきました!!なんて表現すればいい?ジャン、大キレット、剱。。。憧れの山岳イケメンズのライブに行ってくるような感覚?笑  めっちゃテンション上がって、前日はあまり眠れませんでしたww ←てか怖くてねw

最初は唐松岳のついでにちょっと不帰の剣に寄り道しよっかなーと思ってたんですが、相棒の都合で時短を迫られ、西穂なんていいかなーって思ったら、最近、御嶽2連敗で絶不調のizumiチャンのこと思い出してw 距離も短いし、スリル満点で、絶対自信に繋がるなーってお誘いしたけど。。。

「無理!!もうちょい待って。。。」

と。。。なにピヨってんだ?行くぞーー!!ってことで押したらエントリー決定w さすが赤羽根で鳴らした女波乗師、根っこはヤンチャですw  結局もう1人の相棒は都合で来れず、波ガールizumiチャンと二人で憧れの西穂にチャレンジしてきました!!

 

独標から西穂高主峰までの道のりは、主峰の西穂高岳を1峰として、11峰の独標まで11のピークで構成されています。その間にはチャンピオンピーク(4峰)、ピラミッドピーク(8峰)と言った一度は聞いたことがあるステキなピークちゃん達がお出迎えしてくれます。

さてさて、11のイケメンピーク達を制覇することが出来たのか?レポートしまーす。

 

連休中という事もあり激混みを予想して、始発のロープウェイも駐車場も予約して万全の体勢で現地に行きましたが、どちらもガラ空き。思いっ切り肩透かしにあいましたが、すいてて文句などありません笑最初の西穂山荘までの1時間の道のりを軽快に進みます。ロープウェイ乗り場付近は観光地なので、登山道に入るまでの数100mはご覧の通りキレイに整備されていました。

 

予定通り1時間ほどで山荘に到着。西穂山荘はラーメンが名物だとかで、ラーメンを食べている登山者の皆さんが沢山いましたが、izumiチャンがメニューにおしるこがあるのを発見。帰りのご褒美ターゲットが出来てご機嫌ですw

さー、頑張って西穂登って、おしるこ食べるぞ〜‼

 

山荘からは、標高2700mの独標までは350mほど登って行きます。丸山を過ぎた辺りから、西穂っぽい(勝手なイメージw)山容になってきて、長~いガレ場を登って行きます。私もizumiチャンも膝頭がヘタレなんで、独標以降に備え温存歩行に徹します!笑 

前足が着地したら少し間を置いて後ろ足を蹴らずに引き上げるのが普通の登り方だと思いますが、私が実践してる温存歩行は、間をもっと極端に置く感じで、母指球、小指球、踵の3点をしっかり地面に固定出来るまで待つ‼固定出来たら踏ん張らずに後脚を引き上げる。これだけで脚や体幹のグラツキをかなり抑えられ、膝頭や体力の消耗を抑える事が出来ます✌もちろん歩幅はちっちゃく(ふつーの階段登るイメージ)、胸張って、骨盤立てて、前方向でなく上方向に体を持ち上げる基本は忘れずに‼

独標に近づくにつれ、登攀箇所が出てきて、ここらでも既にいい感じの登攀が楽しめました。

 

まずは独標に到着😁 記念写真をパシャリ。

 

さて、この先が本日の核心部、西穂への入口。しょっぱなから崖が顔を覗かせておりますww  izumiチャンはというと、ご覧の通り、かなりビビってますww ゆーて私もだいぶビビってますw ビビり同士顔を合わせて、しばし心の準備を整えます。

よっしゃ❗行くぞ‼

 

なかなか登り応えのある岩壁が続きますが、沢やジム行って頑張った甲斐ありかな?意外とサクサク行けちゃいます😁 izumiチャンもいい感じ😆 落石を落とさないよう慎重に歩きます。西穂方面からもたくさん登山者の方が歩いてきてすれ違いましたが、この辺りを歩く登山者の方はみんなマナーが良くて、際どいところでは、しっかり安全確保して下さった上で、「こっち大丈夫です。行ってください。」とか、「スペース大丈夫ですか?」なんて声を掛けて下さる方がほとんどで、安心して気持ちよくすれ違うことができました。

 

 ピラミッドピークに到着~‼ ずっと憧れてた愛しのピークをついにget you〜💕

 

どこを歩いてても、登山してないと決して見ることのできないスリル満点で幻想的な景色が続き、心が躍ります。登山初めてホントよかったなー。

 

そして、ついに山頂に到着ーー!!達成感ハンパないです!!

 

これがかの一般道最難関と言われる西穂~奥穂ルート。うっすら見えるピークはきっとジャンダルムですね。すげ〜と眺めていたら、ジャンダルム方面から勇者パーティー御一行が歩いてきました。着てるTシャツもジャンダルムです!笑  

お〜勇者登場って事で、どんな道のりだったか?とか、怖くなかったか?などヒーローインタビューにしばし花を咲かせました。笑

ジャンダルムよ!そのうち行ったるーー‼笑

名残惜しいですが、そろそろ山荘に戻ります。

 

帰り道も気を引き締めてと。ていうか、行きはなんなしに登ってましたが、帰りは下りなんで、つまづいただけで大怪我しそうな所がいっぱいです。慎重に慎重にと。。。

izumiチャンが、登ってくる際、ずっと下りのことも想定して登ってきてたとか、ルーファイ間違えたら進退極まるから慎重に選んでるとか、西穂が決まってから西穂のことをいろいろ調べてきたこととか、歩いてる最中にそんな話をしてくれて。普段おっとりしてるんで誤解してたけど、結構ちゃんと考えてるんだなーって。そんな彼女なら、きっと今は、自分の膝をもたせるための歩き方を試行錯誤しながら下ってるのは容易に想像つきますw

自分の足で最後まで下り切るぞー!そんな思いでペース配分、ルーファイに気を使いつつ、丁寧に丁寧に下っていきます。

 

そして、西穂でもライチョウ親子に遭遇しました。相変わらず安定の可愛さw 

キュウ、キュウ、キュウ・・・

鳴き声に至っては悶絶級の可愛さです。Izumiチャンが手を差し伸べると、ライチョウさんがこっちに近づいてきますw ペットかい!笑

 

そして、独標に無事帰還。ホッと胸をなでおろすと、izumiチャンは緊張感から解放されたのか、ロープウェイの最終時間と今の時刻から、山荘でご褒美のおしるこ食べれるか問題を気にしだします笑

大丈夫だってーw ちゃんと時間あるから~笑

時間あるか知らんけど、とりあえずフォローw 女子のご褒美根性には頭が下がりますw

よっしゃ!おしるこゲットするため、すぐ出発するよー笑

 

帰り道、前穂がチラッと顔を覗かせます。

前穂チャン今度はあなたの番よ‼

Izumiチャンもいきってますw 今度いこー!笑

 

14:50山荘に到着。 無事、ご褒美のおしるこにありつけました。笑

 

膝のことやら心配毎はいろいろありましたが、無事、西穂を制覇することが出来ました。

izumiチャン、一緒に歩いてくれてありがとー!

 

山行データ 1日目

山名・山域北アルプス 西穂高岳
山行ルート西穂高口駅〜西穂高岳〜西穂高口駅
日付2025.08.17
所要時間8H
山行人数2名
天候曇り
山行記録西穂高口駅8:06 - 9:04西穂山荘9:38 - 9:51丸山  - 10:37独標 - 11:14ピラミッドピーク - 12:11西穂高岳 - 13:47独標 - 14:50西穂山荘15:19 - 16:08西穂高口駅
備考