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日帰り山行(無雪期)

おじゃったもんせ!開聞岳!

11/22(日) 実家の帰省についでに本土最南端の百名山、開聞岳に登ってきました。
標高は924mと高くはありませんが、美しい三角錐の形状から「薩摩富士」とも呼ばれています。
ちなみに、タイトルの「おじゃったもんせ」は、「いらっしゃいませ」の意味です。
また、開聞(かいもん)は 海門 に通ずる、とのこと。確かに地図を見ると納得です、初めて知りました。

*Yahoo mapより地図拝借

前日、実家の鹿児島市内から指宿のホテルへ移動し、翌日登山する計画です。
チェックイン時、朝食の時間を聞くと、なんと朝8時!
朝食が美味しいと聞いていたので、早立ちを検討します。

幸い、ホテルから登山口まで車で20分!
早起きして、朝5時に登山口へ到着しました。
ですが、あたりは真っ暗です・・・
ヘッデンを取り出し、過去の記憶を頼りながら登山口まで向かいます。

登山道はきれいに整備されており、ヘッデン頼りでも不安なく登れます。

ただ、道幅が結構狭いです。
すれ違いだと難儀しそうですが、朝早いので問題なし!

とは言え、数人の登山者に会いました。
まさかいるとは思ってなかったのでちょっとびっくりです。

順調に高度を稼いで、樹林帯の切れ間から薄っすら太陽の光が!
久しぶりに登山中に海を見ました。
さくっと写真を撮って山頂までもう一息、きばるっど!(=頑張りましょう!)

着いたー!!
日の出前で薄暗いですが、素晴らしい景色に感動!
誰もいないので最高の空間を独り占めです。


↑ 山頂標識とネッシー伝説の池田湖方面


↑ 枕崎方面


↑ 大隅半島、佐多岬方面(本土最南端)

20分くらい居たでしょうか。
いくらか写真を撮り、風が強いので下山開始。

溶岩質の岩石だからか表面がつるっとしていて滑りやすいことこの上なし!
足場をしっかり確認しながら慎重に下山します。

下山途中、横目をやると、種子島・屋久島もくっきり!
(嘘です、ぼんやりです。ChatGPTさんの力を拝借しました)

過去、見たことが無かったのでこれにはテンション上がりました。
種子島の左奥に高い山々が見えたので、台湾かも!と思いましたが、全然方向が違いました。ただの層雲だったようです。。。

6、7合目を過ぎると大きな岩石は無くなって、歩きやすい道に変わります。
こけないように気を付けながら、ギアを上げて登山口まで。
8時ちょっと過ぎでしたが、何とかホテルの朝食にも間に合いました(笑)

ただでさえ遠い鹿児島なのに、空港から車で2時間もかかる最果てですが、海・山・温泉と最高でした!
地元に住んでいるときには気づかなかったな、としみじみ思う山行でした。

以上