こんにちは。takapiです。

今回は薄手組の3週連続の練習山行第3弾として、izumiチャンと養老の笙ヶ岳と養老山を回ってきました。

来週はいよいよ合宿本番の各務原アルプス縦走にチャレンジするので、今回の山でペースやコンディションをお互い確認する事にします。

笙ヶ岳からもみじ峠までは、急登続きのハードな山で、トレースも薄いので、地形も考えながら歩かないとロストしちゃうような、人が少ないのも納得なマイナーな山ですが、個人的には道を探しながら歩けて、脚も鍛えられる、結構お気に入りのコースです笑 普通はここから養老の滝までの直線コースを下山して終わるのがちょうどいいですが、今日は合宿の練習なので、もうひと踏ん張り、養老山まで登り返して、グルっと回ってから下山します。さて、最後まで歩ききれるか。

 

 

あいにく今日は雨。私は行く気満々だったので一緒に行ってくれるか心配でしたが、最初だけ小雨なら行こうかとizumiチャンも言ってくれたので決行‼さすがizumiチャン❗

登山口近くの駐車場に車を止めて入山します。入口はなんの標識もなく分かりにくい笑

そして、まさにここは鬱蒼とした森の様相。獣の鳴き声も聞こえてきます笑 少し登ると数m先のどこかで、何かの獣が威嚇するような大きな声で騒いでいます。

「何これ?イノシシ?何?? えっ?どこにいる?」

izumiチャンがビックリして獣を探しますが、近くにいるのにパッと見わからない。近くが畝のような地形になってて、どうやら、その向こうのすぐそばに居そうな感じ。

襲ってきたら危ないので、登ってった方が安全だよと促し、この場を立ち去りましたが、後から聞いたら、何がいたか見たかったとかww 女子の怖いもの見たさには恐れ入りますw

 

さてさて山登りを再開しますが、この山は、入口からがいきなりの核心で、600mの急登から始まります笑 むちゃくちゃエライ。エライはずなんだけど、izumiチャン、めちゃくちゃ早いペースでドンドン登って行きます。

ウソでしょ!めちゃはえ〜〜💦

私はすぐにふくらはぎがパンパンになり、数10歩毎に脚を止めてでないと登れないのに、izumiチャンはノンストップでドンドン登って行き、あっという間に差をつけられます。

必死でついて行きますが、中盤あたりまではかなり差をつけられました笑

izumiチャンの進化に驚きを隠せません。スーパーizumi、すげー。。。

 

ようやく脚も慣れてきて、なんとかついて行く事が出来ました。辺りは幻想的な雰囲気。

 

写真で伝わりますでしょうか?この急登が始まる雰囲気w 先の見えない急登ってホント、メンタルやられますねw

 

そして、最初のピークの表山に到着。ここまでかなりの距離の急登を必死で登ってきたのに、まるで眺望なし!ご褒美ゼロ!!笑 めげずに次の裏山を目指します。

 

時間があれば、ここから”静かなるお立ち台”と呼ばれる眺望ポイントを目指すのですが、今回は時間もないし、そもそも雨で眺望なんてないし、ショートカットして裏山を目指します。

 

裏山に到着。上層は厚い雲に覆われてましたが、お隣の霊仙岳がチラッと顔を覗かせ、幻想的な光景がキレイでした。私はおーっと思いましたが、izumiチャンはどう思ってたのかな?チッ。。。って感じ?笑

この辺りはもう、半端ない強風で、ジッとしてはいられなかったので、次を目指します。

 

ここから先は笙ヶ岳を目指しますが、ここら辺は森を彷徨いながら歩く感じのルートです。izumiチャン迷わずに行けるかなぁ~と、後ろでニヤニヤしながら様子を見てついていく意地悪な私。でも、しっかりトレースを見つけ進んでいくizumiチャンにちょっと驚きました。普段はおっとりしてて、地図とか苦手そうな感じのizumiチャンですが、そこはさすが若駒で鍛えられてるメンバー。心強さも感じるルーファイを披露して、パーティーを先導してくれました。

 

そして本日最高峰の笙ヶ岳に到着。眺望もなんもないけどねw 道中、ふたりで何度もお腹すいた~を連呼してたし、強風で体が芯まで冷え切ってたので、迷わずここでカップ麺をいただきました。にしても、寒い!寒い!寒い~!! ほぼ無言でお互い、あれやこれや寒さ対策www 極限状態ってホントにシビアで必死になります。笑 雪山なんてもっと厳しんだろうな~

 

笙ヶ岳から養老山に向かうには一旦標高を下げて登り返さないといけません。ひたすら下がる下がる。

 

 

あせび平に到着。晴れてたら眺望も素敵で、登山者でにぎあうスポット。今日はあいにくの雨で無人。。。ええ、今日は誰ともあっていませんw 名物の机で記念写真パシャリw

 

こっから先は登り返して養老山を目指します。izumiチャンが次はどっちに行くの~と聞くので、こっから登って行くよ~と、階段の見える道を指し示すと、ご覧の通りのだいぶ嫌そうな表情www

izumiチャン: 階段が見えちゃった。。。(泣きそう。。。)

普段、絶対に弱音を吐かないizumiチャンが、珍しくボソっと弱音を吐きますw 憧れの表銀座を目指すなら、この試練は絶対に乗り越えなきゃいけない壁だよw 一緒に頑張ろ~w

 

養老山は整備されてるところは丸太の階段が設置されてるので、登りは必然的に丸太の階段を登ることになります。ふくらはぎがかなり厳しいみたいで、時々、立ち止まって少し脚を休めるizumiチャン。ここまで結構歩いて来たんで、体も悲鳴をあげてます。

途中、向こうから人の声が聞こえてきます。izumiチャンはめちゃくちゃ嬉しそうに、人がいる〜‼と大騒ぎw ここまで人に会うことがなく、随分寂しかったみたいです笑 こんな寂しいところ連れてきてゴメンね。。。笑

 

何度かのアップダウンを経て、ようやく小倉山に到着。ここまで登りきれば制覇したも同然。ここは晴れてれば眺望もよく、のんびりピクニック出来そうな開けたところ。さっき登った笙ヶ岳が結構後ろに見えます。だいぶ歩いて来たね。

 

そして小倉山から少し歩いて本日最後のピークの養老山に到着。この山は養老のシンボル的な山なのに、眺望も何もなくて、私の中では、養老のマーライオンと呼んでる残念スポットの位置付けでしたが、izumiチャンは登山者がぶら下げて行ったひょうたんを見つけて、はしゃいでましたw

 

ここからは一気に下ってゴールを目指します。私の膝は相変わらず痛くて下りはキツいですが、もう膝の痛みとは上手に付き合っていくしかないので頑張ります。ココ最近の山歩きでわかってきたのは、ゆっくり下りる方がかえってシンドイので、小走りで降ります。衝撃は多少増えて体力も多少いりますが、ブレーキの負担が減るのが、私の膝にはいいみたいです。それでもizumiチャンと同じ位のスピード。izumiチャンは降りるのがめちゃ早い!笑

しばらく下ること、50分程で下に到着。私の膝もなんとか持ってくれ、izumiチャンもふくらはぎと腰、さらにはおNewの靴下が合わなかったみたいで踵の靴擦れに苦しまされながらも、なんとか無事下山出来ました。お疲れ〜‼

 

帰りはお楽しみのご褒美タイム。今回は金蝶園という和菓子屋で、大判焼きと饅頭をお土産に買って帰りました。大判焼きは皮がフワフワで、アンコが美味かったです。

家に帰ってCT(コースタイム)を調べてみたら、標準CTの8割で回ることが出来ました‼️速い‼️やっぱり頑張って来た甲斐あったみたいです。1人で達成するのも嬉しいですが、パーティーで結果を出せたのが何より嬉しい😆

さて、来週はいよいよ合宿本番‼体調整えて頑張るぞ〜💪💪

山行データ 1日目

山名・山域養老山
山行ルート養老の滝~笙ヶ岳~養老山~養老の滝
日付2025.12.14
所要時間6.5H
山行人数2名
天候雨のち曇り
山行記録8:00養老の滝P - 笙ヶ岳東尾根取付 - 8:45白山見台 - 9:25表山 - 9:48裏山 - 10:25笙ヶ岳東峰 - 10:36笙ヶ岳 - 12:16北尾根P826峰 - 12:47小倉山 - 13:11養老山 - 13:34小倉山 - 14:38養老の滝P
備考

養老山に関連する山行

climbing record
11
18
日帰り山行(無雪期)

初雪!?養老山