■2日目(激しい)

2日目のコースタイムは11時間半。休憩入れたら12時間越えかもしれんので、朝3:00に起床。ねもい…

昨夜、中国の方が「明日は風が強くて、15mあるとのことです。15mはすごい風ですよ。」と教えてくれたので、思わず「アイヤー」と心の中で突っ込み入れたけど、さてどうでしょうか…

外に出ると、霧で真っ白。そして、予想どおり風がつおい… ボーボーヒューヒューいってます。
ただ、気温はかなり高めで、強風でも寒くありません。

暗い中、意を決して出発です。

間断なく激しい風がボーボーヒューヒューと。

40分ほど歩いたところにある中白峰山。
後ろから着いてきたパーティに頼んで撮ってもらいましたが、何も見えん… 。

 

霧が濃いのと(視界5m程度?)、暗いのとで、一般道なのにルーファイしながら進みました。

 

間ノ岳に着いた!
(タオルが飛ばされないよう必死に掴む、の図。)

カッパの膨らみ具合でおのずと強風度合が知れよう。

間ノ岳まではピストンの登山者もいて、そこそこの人数でした。
ここから先は、ぐっと人数が減ります。

 

農鳥小屋に着いた!  やれやれ。意外に人がいます。われらもしばし休憩です。この天候のせいか、かの親父さんには会えず。

一瞬だけ雲が上がった。おお、富士山が。

 

行程が長いので先を急ぎます。

 

しかし、あいかわらずの強風で、気を抜くと足元がふらつく。

 

西農鳥岳に着いた!
(タオルが飛ばされないよう必死に掴む、の図。)
他の登山者がいなくて撮影を頼むこともできず、なんかもうとりあえず証拠写真だけは撮っとけ、みたいな。

 

農鳥岳に着いた!
(タオルが飛ばされないよう必死に掴む、の図。)

3座ゲットしました。ミッション完了です!!!

頂上には意外に人がいた。中国語・韓国語が聞こえて、インターナショナルなお山でした。

 

大門沢への下降点。いよいよ下山開始です。しかし、ここまで、まったく景色見えず…

 

少し下ると、ようやく雲が切れて、おお、再び富士山が。今度はすっきり顔を出してくれました。

 

どんどん下って大門沢小屋へ。小屋の前のテーブルではビールを飲んでるグループがいたりして、とても賑やかでした。

ここでKさんに「カレーうどんが食べたい」と再三訴えかけられましたが、時間ないので却下。

下りを続けます。

 

ついに登山口に着きました! やった~!!!

ここから奈良田のPまでは4km程の車道を歩いていきます。

半分ほどの第一発電所まで来たら、工事のおっちゃんが「すぐにバスが来るよ」と声をかけてくれて、本当にすぐ来たので躊躇なく乗り込みました。30分程歩きを短縮できて、ちょーラッキーでした。

下山後に入った奈良田温泉は、古民家の中にあって、いい感じでした。

 

2日目はなかなか激しかったですが、雪の季節が来る前に3座のミッション完了できてほっとしました。
忘れられない山行となりました…

 

どこかでお会いできることをたのしみにしています。
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山行データ 1日目

山名・山域間ノ岳、農鳥岳
山行ルート北岳山荘~間ノ岳~農鳥小屋~農鳥岳~大門沢小屋~奈良田
日付2018.09.17
所要時間11時間(休憩含む)
山行人数2人
天候霧、強風
山行記録
備考かなりの強風につき、気温が低く低体温症のおそれがあると感じたら引き返すつもりだった。幸い気温が高く、それほどの寒さを感じなかった。