20/08
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遠いけど一生に一度は行きたいと思っていた”あの”米子沢に行くチャンスが巡ってきました。夏休みを使って、日本海側から糸魚川(ジオ)~上越(ワイナリー)~と観光しながら、六日町へ。

遡行の前日の夕方に激しい雨が降ったので、少し心配です。

 

当日の朝は宿泊先を6:00前に出発、桜坂駐車場を6:30過ぎに出ました。

 

10分程度?で米子沢の入り口。

沢の入り口に看板があるのは初めてです。それほど人気ということですね…

 

 

しばらくゴーロ歩き。水量は心配していたほどではないようです。

 

 

登山口から45分程度?歩いたら、ようやく水が出てきました。

 

 

登山口から1時間程度でナメ沢との二俣に着きました。

ここは右岸のブッシュ内の踏み跡を辿ります。

 

 

トイ状の滝が見えてきました。

 

 

燕岩まで来ました。

 

 

さて、ここからゴルジュ帯に入るのですが、ここからルーファイに苦労した。

 

まず、日影沢寄りの右側から登ってゴルジュ帯に入ろうとしたけど、踏み跡の先が「×」の行き止まりっぽい。うーん、間違えたか。かといって、引き返すにも良い支点がなさそうで引き返せない。

迷いに迷って、懸垂下降でゴルジュ帯に降りるしかないか…と意を決して下降しようとしたら、すぐ下にバンド状に踏み跡が続いていることを発見。

結果的に、すんなり降りられました…(これで1時間ほどロス💦)

 

 

 

 

さて、次の問題です。

チョックストーンの滝を越えた次の滝を、もっと先の「右岸に踏み跡あり」の滝と思い込んで、ここでも右往左往して踏み跡を探すものの、右岸は急な草付きでとても行けそうにない。

滝の右側の壁が登れそうな登れなさそうな、取りついてからヤバいとわかったら洒落にならんので、取りつく勇気が出ない…。

右往左往するにも途方に暮れかけたので、いちかばちかスマホを取り出してみると、なんと電波が入った!
小躍りしながらググってみたら、どうやら全く違う滝と思い込んでいたことがわかり、滝の右側の壁を越えるのが正解らしいということがわかった。

確かに、登れたです…

(これでまた1時間ほどロスした💦)

 

なにはともあれ、ゴルジュ帯を抜けられてホッとしました。

 

 

その先は、いよいよ米子沢のハイライトの大ナメです。

 

何百メートルも続くナメ滝。

 

こんなに続くナメは中部地方にはありませんね、すごいです。

 

上の方では花も咲いていました。

 

ナメの最後の方で雨が降り出しました。

 

最後の二俣には進入禁止のトラロープ。

 

最後は藪漕ぎもなくほんの数分で小屋へ。

 

小屋には1人おられました。

荷物をデポして巻機山の頂上に向かいます。

 

なんかいい雰囲気だなー。

 

15分ほどで頂上に着いて写真を撮った(つもり)。

と思ったら、どうやら本当の頂上はまだ10分くらい歩いた先だったようです💦

 

 

下山時にはまた晴れ間が出てきました。

雰囲気いい山だなー。普通に歩いても楽しいと思います。

 

 

ルーファイがスマートじゃなかったけど、聞きしに勝るナメを堪能しました。
一生に一度は行けてよかった。

 

 


山行データ 1日目

山名・山域巻機山
山行ルート米子沢
日付2020.08.24
所要時間9時間(休憩含む)
山行人数2人
天候晴れ~雨~晴れ
山行記録0635 登山口
0645 沢入口
0735 ナメ沢との二俣
0935/0950 燕岩
(日影沢~CSの滝で2箇所ルートわからず、2時間ほどロス)
1230 ナメ滝入口
1400/1420 脱渓点
1425/1435 避難小屋
1445/1450 巻機山
1500/1515 避難小屋
1740 登山口
備考初心者向けの沢とされているが、ロープは出さなくても落ちたら怪我必須の場所もそこそこあり、事故も多いとのこと。ある程度沢の経験を積んでから行った方がいいように思う。