”あの”米子沢@巻機山
遠いけど一生に一度は行きたいと思っていた”あの”米子沢に行くチャンスが巡ってきました。夏休みを使って、日本海側から糸魚川(ジオ)~上越(ワイナリー)~と観光しながら、六日町へ。
遡行の前日の夕方に激しい雨が降ったので、少し心配です。
当日の朝は宿泊先を6:00前に出発、桜坂駐車場を6:30過ぎに出ました。
10分程度?で米子沢の入り口。
沢の入り口に看板があるのは初めてです。それほど人気ということですね…
しばらくゴーロ歩き。水量は心配していたほどではないようです。
登山口から45分程度?歩いたら、ようやく水が出てきました。
登山口から1時間程度でナメ沢との二俣に着きました。
ここは右岸のブッシュ内の踏み跡を辿ります。
トイ状の滝が見えてきました。
燕岩まで来ました。
さて、ここからゴルジュ帯に入るのですが、ここからルーファイに苦労した。
まず、日影沢寄りの右側から登ってゴルジュ帯に入ろうとしたけど、踏み跡の先が「×」の行き止まりっぽい。うーん、間違えたか。かといって、引き返すにも良い支点がなさそうで引き返せない。
迷いに迷って、懸垂下降でゴルジュ帯に降りるしかないか…と意を決して下降しようとしたら、すぐ下にバンド状に踏み跡が続いていることを発見。
結果的に、すんなり降りられました…(これで1時間ほどロス💦)
さて、次の問題です。
チョックストーンの滝を越えた次の滝を、もっと先の「右岸に踏み跡あり」の滝と思い込んで、ここでも右往左往して踏み跡を探すものの、右岸は急な草付きでとても行けそうにない。
滝の右側の壁が登れそうな登れなさそうな、取りついてからヤバいとわかったら洒落にならんので、取りつく勇気が出ない…。
右往左往するにも途方に暮れかけたので、いちかばちかスマホを取り出してみると、なんと電波が入った!
小躍りしながらググってみたら、どうやら全く違う滝と思い込んでいたことがわかり、滝の右側の壁を越えるのが正解らしいということがわかった。
確かに、登れたです…
(これでまた1時間ほどロスした💦)
なにはともあれ、ゴルジュ帯を抜けられてホッとしました。
その先は、いよいよ米子沢のハイライトの大ナメです。
何百メートルも続くナメ滝。
こんなに続くナメは中部地方にはありませんね、すごいです。
上の方では花も咲いていました。
ナメの最後の方で雨が降り出しました。
最後の二俣には進入禁止のトラロープ。
最後は藪漕ぎもなくほんの数分で小屋へ。
小屋には1人おられました。
荷物をデポして巻機山の頂上に向かいます。
なんかいい雰囲気だなー。
15分ほどで頂上に着いて写真を撮った(つもり)。
と思ったら、どうやら本当の頂上はまだ10分くらい歩いた先だったようです💦
下山時にはまた晴れ間が出てきました。
雰囲気いい山だなー。普通に歩いても楽しいと思います。
ルーファイがスマートじゃなかったけど、聞きしに勝るナメを堪能しました。
一生に一度は行けてよかった。
山行データ 1日目
山名・山域 | 巻機山 |
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山行ルート | 米子沢 |
日付 | 2020.08.24 |
所要時間 | 9時間(休憩含む) |
山行人数 | 2人 |
天候 | 晴れ~雨~晴れ |
山行記録 | 0635 登山口 0645 沢入口 0735 ナメ沢との二俣 0935/0950 燕岩 (日影沢~CSの滝で2箇所ルートわからず、2時間ほどロス) 1230 ナメ滝入口 1400/1420 脱渓点 1425/1435 避難小屋 1445/1450 巻機山 1500/1515 避難小屋 1740 登山口 |
備考 | 初心者向けの沢とされているが、ロープは出さなくても落ちたら怪我必須の場所もそこそこあり、事故も多いとのこと。ある程度沢の経験を積んでから行った方がいいように思う。 |