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猿ヶ馬場山(さるがばんばやま・1875m)は飛騨山地の最高峰になります。夏場は登山道がなく、春に残雪のなかを登る今が旬のお山です。

 

登山道がない山は初めてで、張り切ってネットで参考記録を探して準備しました。

最初の取り付きは尾根のルートで藪の中を頑張ることになりました。下山は谷のルートを通り軽快に下山が出来ました。

なお、登山道ではないものの、赤テープは沢山用意されていましたし、踏み後もしっかりと残っていました。

 

日帰りのため、名古屋を4:40に出まして、白川郷の駐車場には7時前に到着です。無料の駐車場はすでに5-6台の車がありましたが、駐車スペースはまだ余裕でした。

16.5kmの山行の始まりです。雪山の準備は忘れずに。

世界遺産の白川郷も早朝で人も少なく、桜で飾った合掌造りの建物が迎えてくれました。

お寺の脇を進み林道のゲートを超えて、いよいよ尾根に取り付きます。

藪はすごくは無いものの行く手を遮ってくれます。登山道と違い道なき道を進むのも楽しかったですがしっかり時間が掛かりました。

尾根を一旦抜けて林道に出ました。標高1000m当たりです。

雪が現れ始めました。

林道から再度尾根に入る場所が分からず雪の付いたきつい斜面をアイゼンにピッケルで登りましたが写真はありません。

厳しい斜面を抜けてストックに持ち替え又ひたすら上り続けます。

 

登山道が無いので、慎重に地図を確かめながら登ります。

帰雲山に近づくと視界が開け、快晴の中素晴らしい景色が見渡せます。

猿ヶ馬場山に到着しました。ヤター!!

無事に駐車場に到着です。

 

 

※藪の中でコンパスをなくしました。リックに下げていたので枝などに引っかかって落としたと思われます。大切なものなので、今後はきちんとしまいます。


山行データ 1日目

山名・山域帰雲山・猿ヶ馬場山
山行ルート白川郷、帰雲山、猿ヶ馬場山、帰雲山、白川郷
日付2021.04.11
所要時間9時間30分
山行人数3名
天候快晴
山行記録(標高差13000m)

名古屋
04:40

白川郷P
06:40
07:01

白川八幡神社
07:17

帰雲山
11:37
11:41

猿ヶ馬場山
13:08
13:41

帰雲山
14:15
14:18

白川八幡神社
16:31

白川郷P
16:45

名古屋
19:30
備考1000mの林道までは尾根筋ルートと谷筋ルートがある。尾根筋ルートは雪が少ないとブッシュがうるさい。谷筋ルートは雪の状態によっては雪崩のリスクがあるように感じた。状況をみながら選択するとよい。林道から上は尾根が広く視界が悪く踏み跡が消えていると迷いそうなので地図を見ながら歩いた方がよい。