日本最長の信濃川(長野では千曲川)をカヤックで12.4km下り、千曲川沿いの飯山市と中野市の原風景の中を地元ボランティアの方々の声援を受けながらバイクで22.4kmを走り、標高1351.5(標高差約910m)の独立峰である高社山4.6kmをハイクし頂上から360度の紅葉が深まる景色を堪能し、まさしく大会の目的とする大自然の循環を肌で感じ、地元のボランティアの皆様に支えられ「ありがとう」をたくさん感じる事ができる大会でした。

スタートのエイドステーションでは朝食を準備してくれた地元のボランティアの皆さまと、「Are you ready」「Yeah!」モンベルグループ代表の辰野 勇さんの掛け声と共に千曲川・高社山大会 SEA TO SUMMIT 2024がスタートしました。

パドルスポーツのセクションでは、シットオンカヤック・シットインカヤック・インフレーターカヤック・スタンドアップパドルボード・リジッドカヤック・オルカヤック・そして私たちのフォールディングカヤックと、それぞれお気に入りのカヤックで千曲川をくだります。橋の上からは地元のボランティアの方が手を振って声援を送ってくださいました。

バイクのセクションでは、ロードバイク・イーバイク・ファットバイクなど、それぞに自慢のバイクにまたがり、相方は折り畳みですが小径輪のロードバイクで、私は折り畳みのオフロードバイクで、スタートからパンクのトラブルにも負けず、千曲川沿いの飯山市と中野市の原風景の中を爽快に走り抜きました。このセクションでも地元ボランティアの皆さまがコースの案内をしながら声援を送っていただいたり、エイドステーションでは暖かく受け入れてくださいました。

ハイクのセクションでは、円錐形の山容から郷土富士の1つとして高井富士とも呼ばれる高社山を一気に登ります。紅葉が深まる中を中野市の街並みや、晩秋の妙高山を望みながら標高1351.5mの頂上でfinishする事ができました。頂上ではモンベルグループ代表の辰野 勇さんと記念写真を撮っていただき完走の喜びを分かち合いました。

下山ルートも綺麗に草を刈っていただき小石がゴロゴロしている登山道をスリップすることなく安全に降ることができました。そして下山場所のエイドステーションでは、地元なめこのお味噌汁や新米のおにぎり、地元でとれたシャインマスカットやりんご。さらにラーメンやそば、ますの塩焼き、からあげや総菜などなど、至れり尽くせりなおもてなしで迎えていただき「ありがとう!」を何度、言ったかわからないほど感謝感謝の気持ちで大会を終える事ができました。

大会慣れしている相方と違い、ほぼ大会初体験で準備不足が露呈した中での大会参加となってしまいました。カヤックではシート位置の調整が悪かったり、バイクでは、まさかのパンク、ハイクでは慣れない登山靴とベストな状態ではなかったですが、相方の励ましのお陰で、なんとかいつもの感じで全行程をこなす事ができました。相方にも「ありがとう!」2024.10.27 N-guy