今回は4名で、飛騨地方にある「沢上谷」へ行ってきました。その内、2名は沢登りが初めてでした。

初めて沢登りをした若駒山岳会のAが記事を書いていきます。

この夏の中、ひんやりとした水が流れる沢を歩ける楽しみ半分。

ザックの防水は大丈夫だろうか?沢独特のぬめりや石の不安定さでケガすることなく歩けるのか?等の心配が半分という感じでした。

何事も経験です。では、出発です!

 

はじめは川底のぬめりに慣れず、歩き方がぎこちないです。少しずつ沢を歩き続けると、沢靴がしっかりとグリップしていることに気づきます。

沢の様子は水量も多くはなく、天気も良かったです。しかし、午後からは雨が降る予報もあるため、あまりゆっくりとしている訳にはいかないです。

雨が降ると、水量が急激に変化して、危険になる場合があるからと教えていただきました。

沢上谷はナメ床が続いて、歩きやすかったです。またその景色は普段の登山にないものでした。

 

他にも五郎七郎滝や岩洞滝、簑谷大滝という大きな滝があり、見どころ満載でした。

 

五郎七郎滝

 

 

岩洞滝

 

 

 

 

簑谷大滝

 

 

途中のナメ床スポットにて、天然のウオータースライダーもできました(笑)

すごく滑るわけではなかったですが…沢登りだからできることですね。

 

 

 

 

様々な登山スキルが必要なことも分かりました。

懸垂下降、リードにて沢を横断すること、傾斜がある坂でロープを活用し登ることなど。

山登りはどんな場所であっても、学んだスキルを活かしていくことができるのだと感じました。

 

 

最後はみんなで高山ラーメンを食べて、帰りました。今回も良い山行になりました。


山行データ 1日目

山名・山域沢上谷
山行ルート五郎七郎滝~岩洞滝~簑谷大滝
日付2021.07.24
所要時間約6時間
山行人数4人
天候晴れ
山行記録09:00 P
09:40 入渓地点
10:10/10:20 五郎七郎滝
11:00/11:10 岩洞滝
12:00 蓑谷大滝下
13:30 蓑谷大滝上(先行パーティの下降待ちあり)
13:45 両門の滝
14:20/14:35 脱渓地点
15:15 P
備考蓑谷大滝より上の下降路のフィックスロープは経年劣化が進んでいるため、1ピッチ懸垂下降した。

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