7月2日、今年は、異常ともいえる早々の梅雨明けで、先週はずっと猛暑日が続きました。

こんなときこそ沢、というわけで都合があった会の仲間3人で、鈴鹿の元越谷の本谷に行ってきました。

元越谷は、大滝が中間部にありますが、きびしいところの少ない明るい花崗岩の沢で、大滝もふくめて直登できる楽しい沢です。

名古屋からだと、武平峠を越えて、滋賀県側にまわり、途中からせまい林道を詰めていって入渓することになります。

この日は、8時過ぎに駐車場に到着。土曜の朝なのに、すでにキャンプしている人もいました。

 

林道を20分ほど歩いて、適当なところで入渓。

 

しばらくは平凡な渓相ですが、暑い日は沢の中をあるいているだけで癒されます。

 

途中堰堤が3か所ほど出てきましたが、いずれも左岸から巻けます。フィックスロープのあるところもありました。

この日は、4人パーティーの方と単独の方の2パーティーと会いました。

 

入渓して1時間ほどして大滝に着きました。

最近雨が降っていないと思われますが、なかなかの水量で圧巻です。こんなところ登れるの?と不安になりますが、滝の右側が緩くなっており、残置のハーケンも2か所ありました。水量の多いときはけっこうたいへんかもしれません。左岸側にごろごろした緩いルンゼがあり、それで巻けるようです。

先行の4人パーティー。

 

大滝のすぐ上の乾いた岩場。慎重を期してロープで確保。

 

大滝を過ぎると、ちいさな滝が次々に出てきて楽しいところです。

 

 

ジャグジーか?

さっぱりした。

 

 

途中、この小滝で、メンバーがスリップしてしまいました。さいわい大事に至らなかったものの、沢での事故は重大な結果につながりかねません。反省点として活かしていかなくては。

 

あとは、平凡な渓相になり、黙々と詰めると藪漕ぎなく、水沢峠の南側のコルにでます。入渓から4時間ちょっとでした。

 

暑い、乾燥した日が続いたので、ヒルは大丈夫だと思いましたが、念のため「イチロースタイル」で。

 

あとは、水沢峠から元の林道に下るだけだったのですが、地図にない、林業林道がでてきたり、謎の赤テープがでてきたり、結構地図読みが難しく、結局元の沢に戻って、沢沿いを下りました。下りは暑かった。

水量も少なく、難しいところもない沢ですが、一歩間違うとたいへんなことになりかねないのが、沢登りです。

楽しかっただけではなく、次に向けて何かを得られるといいですね。

 

ヒルは、下山中にメンバーが1匹?みただけ。

あとは、こんな癒しのヒトたちに会えました。


山行データ 1日目

山名・山域鈴鹿 元越谷
山行ルート元越谷本谷
日付2022.07.02
所要時間林道30分 遡行4時間15分 下山2時間20分 
山行人数3人
天候晴 
山行記録名古屋 7:00
駐車スペース 8:10ごろ 駐車スペースは狭い。林道路肩。
入渓 8:35ごろ
大滝 9:30ごろ
コル 12:45ごろ/13:10
水沢峠 13:20
駐車スペース 15:30ごろ
備考途中のメンバーのスリップはヒヤッとした。反省点はあるので、今後会で検討したい。また下山路は要研究。