春合宿 爺ヶ岳
4月29日夜から5月1日まで、爺ヶ岳へ春合宿へ行ってきました。
当初は1泊2日で鹿島槍ヶ岳まで行く予定でしたが、2日目の天気が悪いということで、ジャンクションピークで幕営して爺ヶ岳ピストンに変更になりました。 日帰りでいける行程ですが折角の春合宿なので1泊2日となりました。
4時半ごろに扇沢に到着し、準備を整えて行動開始!!
上空は真っ白ですが、その上に快晴があると信じて歩きはじめました。
1時間ほど一般登山道を歩き、標高1675m付近から冬季ルートの南尾根に入っていきました。
ひこんな雪の中でも花が咲いていました。
真っ白の中をひたすら歩き続けます…
ガスガスの歩いていると、天からのエールなのか一瞬だけ晴れ間見えました!!
皆さんテンション低めでしたが、この景色のおかげで少し元気になりました( ´∀` )
上に行けば勝利が約束されているのが分かったので、ドンドン進み続けます。
樹林帯を抜けたらドーンを雲海が広がっておりました。
ここまできたらJPまであと少し!!
目視で確認できる距離まできました。
しかし、ここで僕の足につってしまいました…
そのせいでここからJPまでかなり時間がかかってしまいました。
テントなどをHSKさんとHRBさんに持ってもらい9時半ごろに何とかJPに到着しました。
本日の宿は富士山も綺麗に見える最高の場所でした。
遠くには槍ヶ岳も見えます。
初の雪上テント泊のため、整地や竹ペグの使い方を教えてもらいながらテントを設営しました。
テントも設営し、準備も整ったので本日のメインディッシュへアタック開始!
ルート上にほとんど雪がなさそうだったため、アイゼンは付けずに行きました。
1時間ほど歩いて無事に爺ヶ岳南峰に登頂完了!!
劔岳をバックに写真を撮ってもらいました。
そのまま、中峰までピストンして幕営地まで下ります。
南峰から幕営地に下っている途中に、ふと上を見上げるとなんと真っすぐな虹が出ていました!!
環水平アークと言って、上空に広がる薄い雲の中の氷の粒で、太陽の光が曲げられることで発生するらしいです。
発生時期も春~夏前のみでかなりレアな現象みたいです。吉兆の前触れらしいので、明日は奇跡的に晴れてくれないかなーと思いながら歩いていたら早速吉兆が!!
みんなのアイドル雷鳥さんの登場です!!
生え変わりの時期で白黒状態ですが、写真でみるとかなりの迷彩効果ですね。
無事に幕営地まで戻ってきたので、乾杯🍻と行きたいですが…
その前に雪からの水作り作業です。
初めて水作りしましたが、時間もかかるし腕も疲れるしでかなり大変作業でした。
Aチームは一足先に水作りが終わったので、宴会開始です。
Bチームは立派な宴会場を作っていました。
晩ごはんは食担のSさんが前菜、漬物、白飯、野菜たっぷりの鍋2種類とかなり豪華な物をつっくてもらいました。
初の共同ごはんがこれだけ豪華で食担のハードルが爆上がりしてしまいました(笑)
Bチームも家で下ごしらえをした豚の角煮丼でかなり豪華でした。
食担のハードルがどんどんあがります(笑)
周りがうす暗くなって寝床につきました。
後から写真を見たら、夜景がかなり綺麗だったみたいです。
面倒がらずに外に出てけばよかった…
翌朝は昨日とは真逆の天気で一面真っ白でした。
ささっと撤収して下山開始。
途中僕がプチ滑落してしまいましたが、怪我もトラブルもなく皆無事に下山完了しました。
初の合宿山行は足をひぱってばかりになってしまいましたが、しっかりと反省して次の山行に生かしていきたいです。
山行データ 1日目
山名・山域 | 爺ヶ岳 |
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山行ルート | 扇沢ー(南尾根)ージャンクションピーク(幕営地)ー爺ヶ岳南峰ー爺ヶ岳中峰ピストン |
日付 | 2022.04.30 |
所要時間 | 1日目 約7時間半 2日目 約3時間 |
山行人数 | 8人 |
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り |
山行記録 | 4/30 扇沢~柏原新道(5:15)~1675m付近(6:155-6:25)*この付近から南尾根へ~1815m付近(6:56-7:02)アイゼン装着~1955m付近(7:55-8:10)ー2235m付近(8:55-9:10)~ジャンクションピーク(9:40-10:25)テント設営ー爺ヶ岳南峰(11:35ー11:45)ー爺ヶ岳中峰(11:55-12:15)ーJP(13:25) 5/1 JP(5:50)ー1955m付近(8:55-7:00)ー1645m付近(8:05-8:15)* アイゼン外す、少し手前で南尾根から一般道へ~柏原新道登山口(8:52) |
備考 |
山行データ 2日目
山名・山域 | |
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山行ルート | |
日付 | 2022.05.01 |
所要時間 | |
山行人数 | |
天候 | |
山行記録 | |
備考 |