冬合宿(爺ヶ岳 東尾根)
前泊+2泊3日で爺ヶ岳の東尾根へ行ってきました。
大町市内で仮眠して、登山口の鹿島山荘付近の駐車場に向かいます。詳細な場所が分からず、不安があったけど補導所の方が車で待機していたので、問題なく駐車出来ました。
身支度を整えて、ビーコンの作動確認をして出発。天気は曇りで寒さはきつく無く、中間着を脱ぐくらい。
写真では分かりにくいですが、いきなりの急登が続きます。
途中で熊の爪痕が・・・まだ新しい痕で春は近づきたくないですね、、、
計画ではP3(1976m)まで登って幕営の予定でしたが、3日目に悪天候が予想されるので手前のジャンクションピーク(1766m)の適地に幕営しました。
干し芋や梅酒を楽しみながら・・・
夕飯はSさん特製のバターで作ったぺミカン入りカレー、コクが出てとっても美味しかったです。 この後の食事にもぺミカンを入れましたが、どれも美味しさUPでした!
2日目、予報通り快晴。出発して少し経つと日の出を迎えます。
P3まではトレースがしっかりしていましたが、そこから先は踏み後はあるがラッセルが必要になってきます。三人で交代しながら進みます。
双耳峰の鹿島槍
爺ヶ岳
槍ヶ岳方面
P2(2198m)からのナイフリッジが今回の核心でしたが、積雪と踏み跡があったのでロープなしで問題なく通過できました。
P1(2411m)
ここから山頂まで標高差約250m その中間位から風がとても強くなる。耐風姿勢を取りながら進みますが、ピークに着く前に下山を決定。
P1辺りからは風が無くなり、ホッと一安心。山頂近くだけ強風でした。
幕営地まで戻って、夜からの悪天候に備えて風防ブロック作成。強風で崩れるアクシデントがあったけど、補修して完成。
3日目は降雪とともに気温が上がり、朝は水分の多い雪。登山口近くでは雨に変わってました。 登山口付近の雨は去年の冬合宿と同じ状況・・・春山に近い雰囲気でした。
ピークを踏めなかったのは残念だったけど、2日目が快晴で素晴らしい景色が見れて良かったです。
山行データ 1日目
山名・山域 | 爺ヶ岳 |
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山行ルート | 爺ヶ岳東尾根 |
日付 | 2020.12.27~30 |
所要時間 | 1日目3:55 2日目6:40 3日目2:00 |
山行人数 | 3人 |
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ 3日目雪のち雨 |
山行記録 | 1日目 鹿島山荘(登山口)6:45 ジャンクションピーク 10:40 2日目 テント場 6:15 P1 9:40 下山 10:50 テント場 0:55 3日目 テント場 5:45 鹿島山荘(登山口) 7:45 |
備考 | P1への急登、トレースが消え雪崩の心配があったので一人一人距離をとりながら、コース取りに注意しながら登った。 |