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岩登り(アルパイン)

ヾ(^▽^笑)ノ溢れる 藤内壁 中尾根

2024/10/12(土)藤内壁中尾根P4~P2 オールリード:S-ho,フォロー:N-guy(記)

23/11に入会した私の2年先輩であるS-hoさん。アルパインクライミングを目標に若駒山岳会の門を叩き、実は昨年の目標としていた中尾根でのクライミングを今年になって一緒に行く機会に恵まれ、晴れ予報の3連休で混雑予想の中、紅葉も少し色づき始めた中尾根を登ってまいりました。

中尾根までのアプローチは一壁からバットレスの基部を通り1ルンゼ上部からP2の取り付きへ。混雑予想から一転?一壁も前尾根もいつもの賑わいなく中尾根もまだ他PTなしという状況でした。

P2取り付きでザックをデポし50mロープ2本で、P4取り付きの展望台まで一気に懸垂します。

p4 1P目:リードS-hoさん。クラック沿いをカムでナチュラルプロテクションを取りながら、苦手としていたクラックルートを初見にもかかわらず安定して登攀していきます。この時に下からもう1PTが取り付きに上がってきますが、今日は私たち含めてこの2PTのみでした。ハンドサイズのクラックルートを難なく登攀し、上部のCSは女性サイズの下から抜ける可愛いルートに私は体をズリズリ捻じ込み思わずニッコリ笑顔でリードありがとう!

P4 2P目:リードS-hoさん。狭いチムニー状を体を外に出してダイナミックな登攀。チムニー奥のカム回収で私の体が入らず手が届かない。ここも女性サイズならではのナチュラルプロテクションにニッコリ笑顔でリードありがとう!

P3:リードS-hoさん。P3ツルムの取り付きへはロープを結んだままクライムダウン。P3ツルム中間の広いチムニーは女性サイズとしては難易度が上がる中を落ち着いて丁寧に安定した登攀。初見とは思えない頼もしさにニッコリ笑顔でリードありがとう!

P2 1P目:リードS-hoさん。P3のツルムからP2取り付きのコルへ懸垂。P2は取り付きにアブミを掛けてダイレクトルートを登攀。ここはボルトがあり安心感はありますが、クラックもホールドも細かいフェイスで私が苦手としている難しいところを初見で登攀。怖かっただろうな~と思いますが、私によく頑張りましたと声をかけてくれて思わずニッコリ笑顔でリードありがとう!

P2 2P目:リードS-hoさん。おにぎり下部まで直上する度胸あるルート取り。しかし上部の被っている所でルート取りに迷っているようす。ここで初めてアドバイスを求めてきますが、結局、私のアドバイスとは違うルートで登攀。今日の目標としていたP2の最後まで自分でルートを切り開き初見でリードした頑張りにニッコリ笑顔でリードありがとう!

P2から取り付きまでと、P2取り付きから1ルンゼ上部までを50mロープ2本でそれぞれに懸垂し下山。秋晴れでいつもより遠くまで景色が見渡せるすがすがしい気候の中で、笑顔とありがとうをたくさん感じるクライミング山行の一日でした!