こんにちは。takapiです。

今日は、shihoねーさんとyosukeさんと3人で、来月の立山でのバリエーションに向けた訓練山行として、御在所の後尾根+富士見尾根での高所バリと、前尾根P7でクライミングの練習をしてきました。先日、好日山荘でクライミングシューズも購入して、準備はバッチリです。笑

 

藤内沢出合から見上げた後尾根の様子。写真の赤矢印のところを登って行きます。下から見上げるとかなり怖そう。。。

 

最初は岩のゴツゴツした樹林帯みたいな感じのところをヨイショヨイショと登っていきます。

 

この辺りから、徐々に登攀要素のある大岩が出現してきて、持ち手や足を上手に使わないと登れなくなってきます。そして高度感が出てきます。怖っ!!

 

後尾根の上の方まで登ってきたら、踊り場に出てきたので少し休憩。さっき藤内沢の出合から上の方に見えてた前尾根の岩肌やバットレスがこんなに間近に見えます。

 

ここから先はロープを出して登ります。結構長いピッチになるらしく、ダブルロープでセットします。先頭はyosukeさんが行きます。本当に長いみたいでロープがドンドンなくなって行き5mを切りました。shihoねーさんが大きい声で1m刻みに声を張り上げ、残りのロープの長さをリードに伝えます。3mくらいのところで支点が出来たようです。ギリギリw yosukeさんさすがです。

 

登り始めると、結構掴むところも足を乗せるところもほとんどありません。ジムと違って本物の岩場はホールド以外にも岩肌なんかも使いながら全身で登りました。なにせ高所感がハンパなく滅茶苦茶必死で登りました。笑 なんとか上まで上がるとyosukeさんがばっちりビレーで支えてくれてて、途中、しっかりロープにテンションがかかっていて安心して登ることが出来ました。今度はセカンドロープでshihoねーさんのビレーを始めています。

下の動画は、途中、ホールドがどうしても見つからず、かと言って手のひら全体で上がるにも傾斜がキツくて心もとなく、さして強度がないと聞いてるリングを補助的に使いつつ、ハイステップで足裏全体を岩に乗っけてしっかりフリクションを利かせて登る場面です。意を決するまでの私の必死さが音声からわかると思います。笑

 

 

なんとか、中道まで辿りつき、このあと富士見尾根の取り付きまで少し下って尾根を登りましたが、こっちはこっちで両側切り立った岩場に遭遇しました。キレットとかってこんな感じなのかな。。。

 

こんな感じで諸々のルートを無事クリアしてホッと一息。高所のバリエーションがどんなものか身を持って体験でき、今後に向けてのイメージがよく出来ました。

この後、前尾根の取り付きまで裏道で戻り、P7を2回クライミングで登りましたが、写真が一枚もなくてすみません。。。とりあえず、初めてのクライミングシューズはかなり脚が痛かったです。笑 あと、懸垂も少し忘れてました。ほんのちょっとサボるとすぐ抜けてしまいます。日々の練習が大切ですね。頑張ります。

 

そんな感じで無事に帰路へ着きました。密度の濃い練習が出来て本当に勉強になりました!

企画して下さったshihoねーさん本当にありがとうございまーす。

山行データ 1日目

山名・山域御在所岳 後尾根・富士見尾根
山行ルート裏道登山口~後尾根~富士見尾根~裏道登山口
日付2025.08.30
所要時間8H(前尾根取り付きでのCL練習含む)
山行人数3名
天候晴れ
山行記録裏道登山口駐車場7:20 - 8:00藤内小屋 - 8:30藤内沢出合 - 12:00国見峠 - 前尾根取り付き(CL練習) - 15:30登山口
備考