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12月28日夜から30日まで、八ヶ岳へ冬合宿に行ってきました。

当初は、バリエーションルートも含めて2泊3日で計画をしていましたが、メンバーの家庭の事情などもあり、八ヶ岳の赤岳から硫黄岳まで周遊することで、冬山実践の基礎を身につけるべく合宿に取り組みました。

28日の夜に名古屋を出て、いつもの某所で仮眠。

29日早朝6時に美濃戸口に移動しましたが、さすが年末の八ヶ岳。すでに結構な量の車が停まっていました。

この日はベースとなる行者小屋までの道のりです。ところどころ凍結した箇所はあるものの、トレースもばっちりついて、10時前には行者小屋に着きました。早朝出たのは、テント場争奪戦に負けないためです(笑)。

 

だんだん近づいてきます。

 

 

赤岳の主稜が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いい場所をゲット。

 

 

設営完了。

 

テント設営したら、やることがない。普段なら水作りに励むところですが、行者小屋は沢筋に水を引いてくれているので、グダグダとお話して夕方になったら食事を作り始めました。

午後に赤岳鉱泉の方がテント場代を取りに来られました。一人2000円です。

食担のSさんの凝った鍋。里芋、大根、酒粕・・・何ができるのかな?

 

1回戦、2回戦で味が違う鍋でおなか一杯になりました。

 

30日の予報は南岸に低気圧が通る予報。翌日の作戦を立てて眠りにつきました。

就寝後、夜半から風が出始め、テントをたたく雪の音がしました。

 

30日は、予想どおり朝から視界不良の雪の天気。ヘッドランプをつけて6時過ぎに出発しました。

 

文三郎尾根を登っていくと主稜を目指すパーティーがいましたが、悪天で断念したようです。

われわれは、周回を断念して赤岳ピストンに切り替えました。視界も悪く、風でトレースも消えてしまうので、往路も復路も慎重に行く必要があります。

 

誰が誰なのかわかりませんが、一応ピークを踏んだ証拠写真? 風はありましたが、幸い気温はそれほど低くなく助かりました。

 

無事行者小屋に戻りました。この日は終日天気は悪かったようです。八ヶ岳の西面はアプローチも近く、わりと気軽に入山できるのですが、一般ルートでも、低温強風であったり、岩稜隊での事故も多く、油断は禁物です。

 

髪の毛も凍る・・。

 

今後の山行など、いろいろ思いながら帰路に着きました。

 

 


山行データ 1日目

山名・山域八ヶ岳 赤岳
山行ルート文三郎尾根往復
日付2021.12.29
所要時間1日目 4時間40分 2日目 6時間
山行人数4人
天候1日目 快晴(上部はおそらく強風) 2日目 雪で強風
山行記録
備考