23/01
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1月7日の夜~9日まで、会の冬合宿で、会の仲間5人で八ヶ岳に行ってきました。

この年末から正月にかけて、赤岳を中心に事故が多発したこともあり、雪山初心者の基礎を固める目的で、心して取り組みました。

成人の日の三連休、週半ば時点の天気予報では、7日の天気が芳しくなかったので、出発を7日の夜に遅らせての出発としました。赤岳鉱泉ベースで、初日に硫黄岳ピストン、2日目に赤岳をピストンの予定です。

7日の夜は、小淵沢の某所で仮眠。翌8日、早朝6時過ぎに美濃戸口の駐車場に到着・・・までは順調だったのに、着いてびっくり。何か不穏な雰囲気。行く途中の道路で路駐している車多数。駐車場がまさかの満車。

駐車場敗退もちらつく中、八ヶ岳山荘の方からは「ちょっと待ってね…」と言われて待つこと30分くらい。「美濃戸口から3.3キロほどのところの八ヶ岳自然園の駐車場を臨時に開放してあるので、そちらに停めてくれ」といわれ、車を置きに行ってから歩いて戻り、結局2時間遅れの出発になりました。

長く八ヶ岳に来ていますが、こんなことは初めてでした。

それでも、天気は快晴。映画の書き割りのような青空。鉱泉に近づいてくると、大同心がきれいに見えます。

テント場の様子。まるで建売住宅のよう・・・。

 

テント場も張れないんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、8日に帰っていく人も多いようで、比較的よい場所に張れました。テントを張ったら、とりあえず硫黄岳に出発。

この日は出発が遅れたこともあり、赤岩の頭までで引き返しました。

 

まだ日が出ていますが、キリン、アサヒ、サントリーでとりあえず乾杯。

 

「野菜いっぱい鶏肉と餅巾着の白湯鍋」と締めのラーメンでおなかいっぱいになり、18時過ぎには就寝。この日は冷え込みもなく、ぐっすり眠れました。

 

つぎの日は、5時すぎにテント場を出発。地蔵尾根から赤岳のピークを踏んで、文三郎尾根を周回するルートをとります。

地蔵尾根を上がっていく途中で、日の出を迎えます。写真ではパッとしませんが、阿弥陀岳に朝日があたり、神々しい景色。おもわず見とれました。

 

凍てつくお地蔵さん。このあたりから風が出てくるので、防寒・防風に備えます。

風は出たけど、天気は快晴。富士山も見えて、あとは稜線をたどるだけ。

 

 

山頂に着きました。冬の赤岳が初めてのメンバーもあり、これからも、会の仲間を大切にして、だんだんStepupしていってほしいです。

下りの岩場は鎖がしっかりついていますが、過去事故も起きているので、慎重に降りていきます。

文三郎尾根を下っていく途中から見た、赤岳主稜。写真だとわかりにくいけど、多くの人が取りついていました。

無事に戻ってこれた。あとは美濃戸口に帰るだけ。

帰ってみると、駐車場はすでにガラガラ。でも、ここからまた車を取りに40分歩きました。

 

帰りは、「もみの湯」で温まって、みんな大好き長野県の中華チェーン「テンホウ」でごはん。


山行データ 1日目

山名・山域赤岳、赤岩の頭
山行ルート赤岳鉱泉から赤岩の頭 地蔵尾根から文三郎尾根周回
日付2023.01.08-01.09
所要時間
山行人数5人
天候晴れ
山行記録
備考強い冷え込みもなく、2日とも天気に恵まれた。バリエーションへのトレースもしっかりついていて、多くの人が入ったもよう。