8月27日、会の仲間3人で、中央アルプス前衛の烏帽子岳と念丈岳に行ました。

連日の猛暑ですが、少しでも涼しいところで、歩きトレという山行に急きょ参加。

念丈岳は遠かろうということで、早朝4時に日進市を出発。6時半ごろ鳩打峠出発。早朝にもかかわらず、すでに2台の車が停まっています。

天気は雲が優勢ながら、早朝からムッとする空気。こんな日は夕立がありそう。

烏帽子岳の前に小八郎岳があり、そこまでこんな標識が出て来ますが、小四郎までであとは見失いました。

 

しばらくは緩やかな尾根をたどり、やがて傾斜がきつくなる、マセナギあたりを過ぎると、烏帽子岩が出て来ます。

今日のハイライト。

岩場自体は短いけれど、慎重に。

岩場に上がると、南アルプスが雲の中に浮かんでいて、眼下には伊那谷が雲の間に間に見え爽快な気持ちになりました。しばらくノンビリ。

と、ここまでは順調でしたが、岩場から降りて、烏帽子岳とのコルに着いたら、こんなものが❗

直径10cm×長さ30cmの円筒形、片方の末端は先細り、もう一方の末端は丸まり、大きな種のようなものがたくさん付いている…。色はうすい黄土色。まだ水気があり、瑞々しい。

こんな立派なう○こは見たことがない。一体これは誰のう○こだ??

3人で、こんな大きなう○こはクマしかいない、そういえばここへ来たとき獣臭かった、いや、さっきすれ違ったお姉さんじゃないか、涼しい顔して、こんな大きなモノ残してどういうつもり?

……などワアワア言い合う。

クマがまだ近くにいるかもしれない、引き返そうかなど話し合った末、結局自分たちだけは大丈夫だろうという正常バイアスに取り憑かれ、念丈岳に進みました。

ここからは笹やしゃくなげなどの灌木が視界を遮るので、熊鈴のほかに口笛、偽ヨーデル、奇声を突然あげるなどの行動をしてクマを威嚇?して前進。

疲れて来ると、つい威嚇行動を忘れて、ああまずい、とまた奇声を発するという繰り返し。

端から見たら、バカものにしか見えません。

誰もいなくてよかった。

↓能天気に念丈岳で記念写真。

あとは一目散に下山。

幸い雨具のお世話にならず、帰りに、リーズナブルな松川町営「清流苑」の美人湯で汗を流して帰りました。


山行データ 1日目

山名・山域烏帽子岳、念丈岳
山行ルート鳩打峠からピストン
日付2023.08.27
所要時間往復10時間 休憩含む
山行人数3人
天候曇り時々晴れ
山行記録6時 駐車場
9:20/50 烏帽子岳
11:20/50 念丈岳
16:05 駐車場
備考おそらく近い時間帯にクマが脱糞。要注意。烏帽子岳から先はブッシュあり。露出の多い服はやめた方がよい。