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経ヶ岳(中央ア)標高:2,296m タイム:6h38m 距離:12.9km 登り降り1486m ペース:130-150%

メンバー:S-hoさん・N-GAY(記)

残雪期の雪稜登攀を目標に、いよいよ冬山のシーズンインとして金毘羅山でアイトレ、木曽駒ケ岳で雪上訓練をへての歩荷トレの位置づけで中央アルプスの経ヶ岳をチョイス。

西から低気圧が近づいており、小雨でも決行覚悟で計画したが、4合目から上は快晴で眼下に雲海を望み眺望を楽しみながらの山行となった。

6:48仲仙寺の駐車場を出発。平日の月曜日という事もあり駐車場には私たちの車両以外に1台のみ。自分の事は棚に上げ、物好きな人がいるもんだと思い、こんな変態山行にお付き合いしてくれたS-hoさんに感謝の思いを抱き山行を開始した。

12/3のSNSの情報を見ると4合目から積雪の記録がある。今日は暖かい天候の影響もあり雪はなし。少しガスった中、落ち葉でふかふかの登山道を冬装備で一歩一歩丁寧に足を運び登る。靴底が固く重い冬靴で落ち葉の下に隠れた木の根に足元を取られ歩きにくい。いつも軽い靴で登っているせいか股関節に負担を感じながら、今日の歩行距離と累積標高を考慮し、抑え気味に登る。

5合目で先行者に追いつく。あれ!F山の会のOBさんに似ている人がいる?いや、まぎれもなく変態山仲間の一人であるOBさんではないか!私たちと同じ冬山に向けて歩荷トレで経ヶ岳へ登りに来たとの事。考えている事も行動も同じって、なんでやねん!

7合目あたりから雪が少しずつ出てくると共に周りのガスがいつのまにやら眼下に雲海となり空は快晴で素晴らしい眺望である。

8合目から登山道に雪が出てくる。急登では冬靴のエッジを使い、これも訓練と捉え足元に注意して登る。

9合目から喘ぎながら最後の力を使い切るように登る。2,296m経ヶ岳の山頂へ。私にとって今年初めてのピークハントが最高の自然探訪となった。

SNS情報では山頂からの眺望はイマイチとあったが、無風で快晴、眺望も抜群に良かった。山頂から留守宅をお願いしているH-eiさんにイリジウム通信状況の確認もかねて山行状況を報告。残雪期の雪稜登攀を見据え問題なく通信できる事も確認できた。

11:05山頂でゆっくりと眺望を堪能したあと、固まった雪でスリップに注意して下山を開始。尻もち3回までOKの制限をつけて慎重に降る。スリップし地上5センチ尻もちセーフが1回あったが無事下山できた。足の疲労はピークに達し、結構追い込めた歩荷トレになった。

残雪期の雪稜登攀を目標にN-GAYの変態山行はつづく。


山行データ 1日目

山名・山域経ヶ岳(中央ア)
山行ルート仲仙寺から経ヶ岳をピストン
日付2023.12.11
所要時間6h38m
山行人数2人
天候快晴
山行記録6:48 仲仙寺駐車場
10:26 大泉山
10:43 経ヶ岳
11:15 大泉山
13:26 仲仙寺駐車場

(休憩35分)
備考8合目から積雪あり