1月6日~7日に南紀の岩場に行ってきました。

本来冬合宿の日程でしたが、折からの膝痛で、2日続けて長く歩く自信がなく、北アルプスに行った合宿メンバーには申し訳ないと思いつつ、暖かい南紀へ。

初日は、熊野の梶賀の岩場というところに行きました。何年か前にオールドクライマーさんという方が開拓された岩場で私は初めてです。

海岸沿いの岩場で、国道の梶賀トンネル脇に車を停めて、テープに導かれ海岸まで降りて行きます。

駐車スペースはわずか。私たちが着いた時、ちょうど名古屋ナンバーの車が同時に停まりました。後で聞いたら、愛知県のF山の会の方でした。この日は私たちとこの方たちだけでした。

アプローチは結構こわいところもあり、ネットに出ていた梯子は錆びて崩壊。

フィックスロープはあるものの、大事をとって懸垂しました。

着いた岩場は、熊野灘の波の音、陽光降り注ぐ別世界。

陽があたるところでは暑くて、半袖で登りました。波打ち際ではしぶきにかからないよう要注意。

梶賀入門にはじまり、アスペクト、どんぎつね、潮騒のメモリー、アリュートを登って終了。慣れてないせいか、辛めに感じました。

その日は、紀南荘という熊野市駅近くの、民宿に泊まりました。昭和な宿ですが、女将さんの心のこもった料理を食べて満足。

翌日は、熊野のジオスポットを観光。

夜明け前の獅子岩。

近くで見るとでかい。登れそうな…。

花の窟神社の御神体。これも…。

鬼ケ城のタフォニ。これも…。

最後は楯ケ崎へ。有名ボルダーを見ましたが、とても高く、難しそう。私にはとても無理。

こんな感じで、ふらふらしていたら、あっという間に午後になり、あわてて白嵓の岩場に向かいましたが、すでに2時半過ぎ。

皆さんが帰り支度をしている中、やさしめのルートを3本登って帰りました。

 

↓夕刻に、ハング下の蜂の巣を駆除してくれているクライマーさん。「あー、まだ蜂がいるー」と言っておられました。

2日目は、旅行なんだか岩登りなのかわからない日でしたが、有名観光地とはいえ、この歳にして今まで行ったことがなく、自然の妙に感得した日になりました。

 

 

 

 

 


山行データ 1日目

山名・山域梶賀の岩場、白嵓
山行ルート
日付2024.01.06-7
所要時間
山行人数2人
天候晴れ
山行記録
備考