秋の高い空の下 越百山~南駒ヶ岳
2週間前に、勘違いの道路通行止めで行けなかった越百山→南駒ヶ岳周回に再度挑戦することに。
〇伊奈川ダムから4合目まで
・駐車地の橋の向こうの白いゲートをくぐり、カーブするトンネルの中を通ってダムの左岸側を辿る。
・道標に従って何度か橋を渡り、出発から1時間ほどで越百山登山口に至る。
・なかなか登山口が現れなかったので、途中で通り過ぎたのではないかと不安になった。
・晴れ予報に反して霧雨。おそらく雲海からの雨なので上は晴れていると推定。霧の中の登山道をゆっくりと登りだす。
・下草のササがきれいに刈られており、よく整備されて歩きやすい道が続く。
・一生懸命にひたすら登り、尾根上に乗る。ここは四合目下のコル。1,620m付近。
〇越百小屋まで
・緩やかな尾根を辿り、上のコル・オコジョ平を通過。すでにシラビソ主体の亜高山帯。
・緩やかな登山道は2,000m付近まで。それ以降は長い急坂が延々と続く。
・標高を上げるにつれて木々がまばらとなり、間から青空の下の雲海に浮かぶ御嶽が垣間見れる。予想通り、上は晴天。
・2,400m付近は小ピークの左側を迂回し、少し下ると越百小屋。ここまでくると開けており周囲の景色が素晴らしい。
〇越百山まで
・ハイマツの中を裂いた登山道を辛抱強く登り越百山に至る。360度のこの上なく素晴らしい景色。今年一番の青い空。前回の道路工事勘違いが功を奏した感じ。今日来れてよかった。
・中央アルプスは、伊那谷と木曽谷の両方が同時に見れてよい。御嶽の左肩の白山、乗鞍岳とその右側の穂高連山。振り返ると南アルプス、八ヶ岳連山が雲海の上に姿を見せる。景色最高です。
〇南駒ケ岳まで
・仙涯峰までは緩やかな下りと緩やかな登り。しかし、ハイマツの抵抗勢力と岩場に阻まれ意外と時間がかかった。
・仙涯峰から先は難路。急な鎖場や垂直斜面のトラバースが多くある。しかも偽ピークがいくつもあり、なかなかたどり着けない。
・南駒ケ岳直下は稜線の東側の急坂を登って山頂に至る。コースタイム1時間25分をフルに使った感じ。おじさん疲れました。
・残念ながら木曽側からガスが這い上がっており景色はほとんどない。
〇下山
・山頂から西に延びる岩稜帯を下る。2,712Pまでは大きな岩塊の合間を縫うように下ってゆく。
・テープが多く道は明瞭だが、下草の手入れがなく、木々の根っこが登山道にまで伸びており歩きにくいことこの上ない。
・ある程度早く下ることを見込むも、根っこは滑りやすく、いつもより時間をかけて慎重に下ることに。
・所々美しい紅葉を愛でつつ、悪路を慎重に下って登山口に至る。
・そこから腑抜けの状態で重力に身を任せながら長い長い林道を下る。
・途中から暗くなりヘッドライトをともし駐車地へ。日没が早いことを再認識。
今年一番長く歩いたのではないか。早く帰ってお酒飲も。
山行データ 1日目
山名・山域 | 越百山~南駒ヶ岳 |
---|---|
山行ルート | コスモサーキット |
日付 | 2024.10.20 |
所要時間 | 11.5時間 |
山行人数 | 1 |
天候 | 小雨のち快晴 |
山行記録 | 6:12スタート地点 6:42伊奈川ダム上駐車場 7:24福栃平(南駒-越百分岐) 7:58下のコル(四合目)8:16 8:25上のコル 9:14上の水場 10:08越百小屋 10:55越百山 12:14仙涯嶺12:25 13:35南駒ヶ岳13:50 15:04北沢尾根三角点 15:31六合目 15:53五合目 16:35南駒ヶ岳登山口(四合目) 16:56福栃平(南駒-越百分岐) 17:52ゴール地点 |
備考 |