東海ブロック雪崩事故防止のための机上講習会に3名で参加してきました。今年は愛知から13名、岐阜から6名、静岡から4名の参加がありました。講習の内容としては、雪崩の危険として、「山へ入る前の気象や積雪に関する情報収集」「現場での状況判断」「雪崩地形での行動管理」の雪崩の危険3要素について、その他にも雪崩地形の見極め方、雪崩の現象について、雪崩誘発のメカニズムなどについて学びました。

雪崩事故には人の要因が大きく、人の刺激がスラブを通しで弱層に届き⇒弱層の破壊が起こり⇒その破壊現象が弱層に沿って広がり⇒下支えを失ったスラブが引張破壊を起こし、雪崩となって動き出す雪崩誘発のメカニズムを知る事ができました。

午後からはコンパニオンレスシューの方法について机上講習をしていただき、25/1/25-26の実技講習にて、より実践的に雪崩事故防止と、もし雪崩事故を発生させてしまったときのレスキューについて学んできたいと思います。