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12月1日、鈴鹿の野登山から入道ヶ岳を周回してきました。

天気予報では、冬型が緩み、天気はよい一日となりそう。

朝8時前に小岐須渓谷の駐車場に着くと、もう車がそこそこ停まっている。

熊出没の注意喚起の看板。少し前に三重県でも熊の目撃情報が増えているとの報道があったので、熊鈴を持ってきた。

看板を見ると、入道ヶ岳周辺でも、11月に入って2件も目撃情報があったようだ。剣呑剣呑。熊鈴装着よし。

 

ここからは、野登山の一の谷コースを上がるのだが、小岐須渓谷からは沢を渡らねばならず、橋も流されたまま放置されているので、水量が多いと渡渉となる。

前回は、水量が多く靴を脱いで渡渉したが、足がちぎれるほど冷たかった。今回も心配したが、水量はなく、探すと石伝いに渡れるところがあった。幸先がいい。

谷道をあがって、稜線上のコルに出る。橋がないせいか、ここはいつも誰もおらず、熊がいないかびくびくして歩いていると、獣が横切りどきっとするが、鹿だった。

コルからは、ひたすら稜線上を歩く。午前中は昨日の風がまだ残っていたが、気温は低くはないようで、長袖Tシャツでしのげた。

黄色になった樹々の葉が美しい。遠くに伊勢湾が光って見える。

野登山の国見広場に出て、仙ヶ岳、宮指路岳とピークを踏んで、最後に入道ケ岳にでる。

下の写真は、入道ヶ岳のピークから少し西に下った平坦地。雨が多いと池になるところだが、以前と比べて、馬酔木の幼木がたくさん生えている。鹿は馬酔木は食べないようなので、こういった木が多くなっていくのだろう。なぜかコケもたくさん生えていてけっこう美しい。なんとなく景観が変わってきたような気がする。歩いていたおじさんとおばさんが「イブネクラシよりいいんじゃないか~」などと話していた。

植生というのは、思っていたより早く変わっていくものなのか。

出発してから5時間半あまりでやっと着いた。向かいに出発地の野登山が見える。

山頂で見たことがあるような人が写真を撮っていたので、確かめようと近づいていくと、聞いたことがあるKANSAI-BEN。大阪に行った元会員のSさんでびっくり。記念写真を撮って旧交を温めた。

あとは、暗い滝が谷コースを通って小岐須渓谷に降りた。

紅葉もそろそろ終わりだろうか。

 

このルートは、起伏に富んでいて、自分の体力のモニタリングをするために時々歩くが、だんだん遅くなってきている。2年前とはほぼ同じくらいの時間だったが、これを喜ぶべきなのかどうか悩ましいところだ・・・。


山行データ 1日目

山名・山域野登山 仙ヶ岳 宮指路岳 入道ヶ岳
山行ルート
日付2024.12.01
所要時間7時間
山行人数1人
天候晴れ
山行記録7:45 小岐須渓谷
9:05 国見広場
10:05 仙の石
10:15 仙ヶ岳
11:15 宮指路岳
12:20 イワクラ尾根分岐
13:20/13:30 入道ヶ岳
14:45 小岐須渓谷
備考