８月１０日夜から８月１２日にかけて、会の合宿で仙丈岳に行ってきました。
今回は、小仙丈沢からカールを経て仙丈岳を目指す沢組と一般ルートから仙丈岳を目指す登山道組に分かれて稜線で合流することに。
８月１０日（土）の夜、暑い名古屋を出て、戸台の仙流荘に。夜１１時ごろに着いたと思いますが、すでに結構な車が…。こっそりと無料休憩所で仮眠をとりますが、結構暑かった。
翌日１１日（日）バス停に並ぶ人、人・・・。

当然バスの中は、満員。でかいザックを膝の上に抱っこしてバスに揺られます。
景色も見えません。
北沢峠に着いても人の群れでした。
北沢峠で登山道組と分かれ再会を誓います。
われわれ「沢組」は、北沢峠から、広河原行きのバスに乗り換え、野呂川出合で下り、しばらく林道を歩きます。
沢を目指すのはどうやらわれわれだけの様子。
小仙丈沢出合です。写真ではわかりにくいですが、遠く大滝が光って見えました。

ピーカンの天気の中を黙々と遡行すると、最初の大滝が・・・。ここは簡単に右から巻けました。

小仙丈沢は直登不能な、大きな滝が２つあるだけでした。いずれも右から巻きました。
しばらく高度をかせぎ、振り返ると、北岳が間近に見えます。このあとは、夏雲わく北岳に背後から見守られて登り続けます。

みんなだんだん疲れてきました。でもすでに源頭の雰囲気がします。連瀑帯をがんばって登ります。
空が切れています。カールは近い。がんばれ。

上り詰めると、そこは広いカールの底。
当然誰もいません。

ちんぐるまの群生。踏まないように気をつけます。

あー、疲れた。よく歩いたなー。
１日を振り返る人たち。

この日は、どうやら天気持ちそうなので、外でご飯。Ｋさんの親子丼。おいしかった。

夕方、雷の音がしました。
夕方東の空に雄大雲が・・・。

この日は、疲れて眠りますが、カールには意外に平坦なところはなく、傾斜したところでの幕営でした。
テントの中をすべっていかないように体幹に力が入ります。