春の唐松岳
少し遅くなりましたがGW中の春合宿の報告です。
当初は、唐松山頂小屋ベースで、不帰Ⅲ峰C尾根(Aパーティ)と、唐松岳~五竜岳往復(Bパーティ)の予定でした。
しかしながら、Aパーティのリーダーが直前に体調を崩したことから、AパーティもBパーティの五竜岳往復コースに合流する予定となりました。
一日目(5/3)の午前中は快晴。唐松岳は人気の山のようで、続々と登って行く登山者が尾根上に連なって見えました。
くっきり見える五竜岳。明日はあそこまで行くんだなーとココロが浮き立ちます。
登っていくにつれ徐々に天気が崩れてきました。それでもⅢ峰の全容がはっきりわかります。
唐松山頂小屋に着いたとたんに激しい風雨に。あわててテントを張って中に逃げ込みます。
テントに雨が沁みて内部もびしゃびしゃ。寝る直前まで靴を脱ぐことができませんでした。
そんな中でも夕食はゴージャスに。ポテトサラダと豚の生姜焼き&バリエーションをいただきました。
メンバーの一人が体調不良で五竜岳の往復は無理そうだったので、翌日は唐松岳に登って下山することにしました。
翌日(5/4)も激しい風雨は明け方までずっと続いていましたが、太陽が昇るころにはすっかりおさまりました。
快晴の中、唐松岳に登頂しました。頂上からの眺望はすこぶるよく、また風もなく、皆そろって記念撮影を撮ってもらう余裕もありました。
唐松山頂小屋に戻った後は、テントを撤収して下山開始です。
時間がたっぷりあったので、途中の斜面で新人さんの雪上訓練を少しやりました。
登山口に着くころは雲が多くなっていましたが、この日雨に降られることもなく、無事下山することができました。
AパーティもBパーティも全行程をこなすことができませんでしたが、登る直前に新人さんの装備に不備があることがわかり不安を抱えて始まったので、結果として、怪我もなく無事に下山できたことはよかったです。
とはいえ、色々と反省すべき点が多かった春合宿となってしまいました。振り返りをしっかり行って、次回の合宿に繋げたいと思います。