23/02
18

雪のあるうちに恵那山に登りたいと思い、電車・バスを乗り継いで恵那山ウェストン公園にやってきました。

前宮ルート登山口で川を渡って対岸から山道に入ります。公共交通機関の時間的な制約があるので、タイムリミットを決めて行けるところまで行きます。

五合目の看板の先に開けた断崖あり。一瞬、断崖上を進むのかと思ったがすぐ右側に別の道がありました。

1300m付近で雪道となり、この先は急登なのでスパッツ・アイゼン装着。すぐ先で胸を突くような急登あり。1歩で50cm標高を上げる感覚です。

登り一辺倒の急登を経て空峠に着きました。へとへとな状態です。

2010P付近から先では、これまであったトレースがなくなりました。ワカンを装着してラッセルです。遅々として進まず。ちょっと山頂は無理かなと思い始めました。

神坂峠分岐です。この先トレースがありました。ラッセルから解放されるとともに、山頂到達が見えてきました。

深いブッシュをかき分けてようやく恵那山山頂です。

 

タイムリミットを少し超過しており、帰りのバスの時刻が心配なので早々に下山。最終の8分前になんとか到着です。

 


山行データ 1日目

山名・山域恵那山
山行ルート前宮ルート
日付2023.02.18
所要時間8.5時間
山行人数1
天候くもりのち雪、雨に変わる
山行記録○バス停~前宮登山口
・中津川駅から恵那山ウェストン公園行きに乗り、終着で下車。
・待合所がないので、路上で身支度して舗装路を歩く。
・右手にウェストンの銅像を見て、民家が並ぶ道を経て左手に恵那神社を見る。
・恵那神社から先はゲートがあり、登山者はゲート脇の扉を開閉して先に進む。
・林の中の道を1kmほど進むと、前宮ルート登山口。
・川を渡って対岸から山道に入る。

○登山口~空峠
・最初は植林の中の九十九折れの道を進み、方向転換して平坦な台地の中の真っすぐな道となる。
・やがて沢沿いを少し進み、沢の対岸から尾根に取り付く。沢の水は凍り付いている。
・尾根の南側をトラバースするように辿る。荒廃気味の二次林の暗い林の中をひたすら登る。
・トラバース路は所々道幅が狭くやや緊張する箇所もあった。
・やがて明るくなり1100m付近で平坦な尾根上に乗った。
・五合目の看板の先に開けた断崖あり。一瞬、断崖上を進むのかと思ったがすぐ右側に別の道がある。
・1300m付近で雪が出てきた。この先は急登なのでスパッツ・アイゼン装着。
・すぐ先で胸を突くような急登あり。1歩で50cm標高を上げる感覚。
・1400m付近で別の尾根と合流し、進路が南東から東に変わる。
・枯大桧、中の小屋跡を経つつ登り一辺倒の道をひたすら登る。
・次第に道は緩やかになるものの、緩やかになってからも長い。
・ヘトヘトな状態で空峠に着く。

○空峠~神坂峠分岐
・空峠で食料。水分補給。
・ちょっと空模様があやしくなってきた。山頂付近はガスが立ち込めており見えない。
・空峠より先はこれまでの急登とは打って変わって緩傾斜な道となる。
・傾斜が緩いのは助かるものの、多少ブッシュ気味となってうっとおしさが出てきた。
・空八丁の看板付近は再び急な登りとなり、辛抱して登って2010Pに至る。
・積雪の量が多くなり、おまけに雪まで降り出してきた。
・少し先でこれまであったトレースがなくなった。地吹雪で消されたものと思われる。
・ワカンを装着。ここから先はラッセルとなる。
・2100m付近から上の広い尾根上はワカンでも沈み込みが大きくつらかった。
・山頂は無理かもと半ば諦めつつも、
・十六合目の看板や一宮を経つつ辛抱強く登り神坂峠分岐に到着。

○神坂峠分岐~恵那山
・神坂峠方面や山頂方面はトレースがあった。ラッセルからは解放された。
・ここから先、より深いブッシュの道となる。吹雪で視界も乏しい悪条件である。
・ルートファインドの手間の観点からもトレースは非常に助かる。
・宮社。これが山頂なのかと思いつつ通過。
・避難小屋に出た。引き返しのリミット時刻を数分過ぎているものの、先に進む。
・大きな宮社の背後に展望櫓あり。恵那山三角点到着。

○下山
・雪の降る中だが、10分程休憩して帰路に就く。
・自らのトレースを忠実にたどるも、途中、地吹雪によってトレースが消えているところもあった。
・バスの時刻を考慮して、多少急ぎ気味の下山。
・2000m付近で雨に変わる。ずぶ濡れの状態で下る。
・ワカンやアイゼンは、それぞれ装着したところで取り外す。
・17時少し前に登山口に到着。17:17バス停着。17:25の最終バスに何とか間に合った。
備考

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