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泊まり山行(積雪期)

強風の杓子岳 後半

5月4日。いよいよ双子尾根からピークを目指します。
朝4時に起床。マルタイ棒ラーメンで腹ごしらえをした後、出発。
朝は、雪面も堅く、アイゼンの爪がよく効きますが、ちょっとしたミスで滑落したら止まらないでしょう。
慎重に、ひたすら登ります。写真の左隅に出発した樺平のテント場が小さく見えます。
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途中、メンバーの一人が稜線上で便意をもよおすハプニングがあったものの、予定より早くピークに着くことができました。あいにく主稜線上は、ガスが出て西からの強風で、写真を撮って早々に降りました。
一応証拠写真。
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下山は登り以上に慎重に・・・。途中岩峰を回り込む箇所は雪の状態がいやらしかったので、懸垂下降で降りました。この方が断然安全。写真は樺平に下りてきたところ。スケールの大きな雪原を各自のペースで歩きます。
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小日向のコルから白馬主稜を見上げます。このころにはもう青空が広がっていました。
昔、この主稜を登って、双子尾根を下りてきた時のことを思い出しました。
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帰るときには、行く時はなかった、大きな全層雪崩のあとがありました。
13時には猿倉に着き、倉下の湯で源泉に疲れを癒し、帰路につきました。
豊科インターに入るのに渋滞にはまり、さらに長野道、中央道でも各地で渋滞にはまり、帰ったのは22時過ぎ。
みなさんお疲れ様でした。