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日帰り山行(無雪期)

鋸岳 日帰り

10月6日 南アルプスの鋸岳に行ってきました。
当初の予定は、甲斐駒から鋸岳を縦走する予定でしたが、土曜日の天気があやしかったので、土曜日夜発で、角兵衛沢から鋸岳を登って、熊穴沢を下降するルートに変更しました。
メンバーは、他会のSさん含めて6人です。
夜8時に名古屋を出発。やや迷いながらも12時前には戸台川の河原にテントを張りました。
6日は、行動時間が長くなることから4時半にはヘッドランプの灯りを頼りに出発します。
ヘッドランプなので、河原のどこを歩けばいいか、迷いながら歩きます。
2時間ほど河原歩きをすると角兵衛沢の出合に。しばらく歩くと、岩ガラガラの沢につきあがります。
雲海に見とれる面々とガラガラの沢。
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見事な雲海の向こうに中央アルプスの山が広がります。
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2000mを越えたあたりから紅葉がみられます。
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黄葉と青空は合いますね。疲れが癒されます。
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角兵衛沢までは、背後の絶景を見ながら、ひたすらがんばるのみです。
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第一高点を目指してがんばります。
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やっと稜線にあがりました。
北岳が間近に見えます。
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第一高点を過ぎると、あの「鹿窓」です。ここから新しい鎖がついていました。
浮き石が多いため、一人づつしか下りれません。
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稜線から第一高点を振り返ります。
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鹿窓を下ると、左の山腹に踏み跡がありましたが、途中であやしくなっていので、いったんさらに下って、明瞭な踏み跡をたどりました。そうすれば、第二高点につきあがります。
あとは、中ノ川乗越までひたすら下ります。
ここは、以前テントを張ったことがありますが、大きな岩が堆積していて、テントを張れるスペースは少ないので、先行がいると泣くことになるかも。いずれにしても大きなテントは無理でしょう。
熊穴沢は角兵衛沢よりもガラガラ具合が発達。乗越からの下降は最初が急な斜面で、幅も広いため、行先を見定める必要があります。この時はちょうどガスが上がってきたので、方向どりに苦慮しました。
また大きな岩でも動くので、落石要注意です。この日は、第一高点を過ぎると誰も会いませんでした。
他のパーティーがいたらいやなところですね。
下りに下って、やっと角兵衛沢出合まで戻りました今日の来し方を感慨深く回想します。
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夕方駐車場に戻りました。ヘッドランプを使わずに歩ける時間でよかった。
半日歩きとおしたことになります。
みなさんお疲れ様でした。
鋸岳は以前行ったことがありましが、随分前のことです。以前に比べて、鎖もしっかりして、歩きやすくなったような気がしました。
また、遠く学生時代に南アルプススーパー林道がなかった時に、戸台川の河原をトボトボと北沢峠まで歩いたことを思い出していました。いずれも遠い昔の話です。