○概要
OTさん企画の鈴鹿の三池岳~釈迦ヶ岳周回に応募。
朝は雨、上層に乾燥域が入るので午後から急速に天気回復と読む。時間をずらして山行実施。

○三池岳まで
OTさんの車に同乗し、10時過ぎに八風キャンプ場奥の三池登山口に至る
駐車は、登山口を少し過ぎた砂利道の一角。三池谷沿いの林道を少し歩いたのち、道標に従って山道に入る。
下部は谷に並行する緩やかな道だが、標高を上げるにつれて道は急になり険しさを増す。
イワウチワやイワカガミ、シャクナゲなどピンクの花が目立つ。

固定ロープが続く岩場を縫って標高を上げてゆく。850m付近から先は緩やかになり、アセビの林となる。
シキミやシロヤシオなど白い花も多くある。
三角点(972m)を通過したのち三池岳山頂。既に雨はやんでいたものの、視界はない。

○釈迦ヶ岳まで
ほぼ水平の気持ちの良い尾根歩き。先が赤くなったアセビの木々が紅葉のように美しい。
八風峠、中峠、南峠を通過。順調に進む。
所々に紫色や白色のスミレの花が咲いている。ミツバツツジ。珍しいところではマムシグサ。

釈迦ヶ岳に近づくにつれて視界が良くなる。特に西側の山々が見えてきた。

下山予定の岩ヶ峰尾根を通過後少し登ると釈迦ヶ岳山頂(1,092m)。下界は雲に覆われていて眺望は得られない。

山頂の一角で静かに休憩も、テンションが高いおばちゃん集団がやってきて大騒ぎに圧倒される。

○岩ヶ峰尾根下山
山頂から少し戻って岩ヶ峰尾根を下る。道標がないところを見ると難路が予想される。
予想通りいきなりの急下降。固定ロープはあるものの緊張を強いられる。
ヤセ尾根上をアップダウンしながら、550mくらいまでは険しい道が続く。

稜線上では曇りだったが、下りは予想外の雨だった。
急な下りでは、木の幹を掴むと上からシャワーが落ちてきて冷たい思いをする。
シャクナゲが多い尾根だがまだつぼみのものが目立つ。


谷に降りると増水した沢の渡渉が待っていた。浅いところを探して、流水下の岩を伝ってなんとか対岸に。
林道を下って登山口に。

○感想その他
・読み通り稜線上では雨はなく視界が好転。割と快適な歩行ができた。
・しかし、山の中腹より下層では天気の回復が遅く、レーダに映らない弱雨が一日続く。雨に濡れての下りとになった。
・下山路の岩ヶ峰尾根が思いの外難路で、雨の中もあって緊張した下りとなった。下調べが足りなかったか。
・山行中は春の花、萌黄色の新緑が思う存分に楽しめた。以下、確認した花々。
シャクナゲ、ミツバツツジ、シロヤシオ、イワウチワ、イワカガミ、イワギリソウ、ショウジョウバカマ、各種スミレ、アセビ、シキミ、フジ、マムシグサ、ショウジョウバカマ、オオカメノキなど

山行データ 1日目

山名・山域三池岳~釈迦ヶ岳
山行ルート三池岳~釈迦ヶ岳
日付2025.05.10
所要時間5時間
山行人数2
天候雨のち曇りのち雨
山行記録三池岳登山口駐車場→ 三池岳 → 釈迦が岳 →   北山
10:20 11:45-11:50 13:05-13:30 14:10-14:15
岩ヶ峰登山道取りつき  →三池岳登山口駐車場
15:00-15:10 15:15
備考