
台高 大熊谷三滝谷(途中まで)
5/11に台高の大熊谷三滝谷に行ってまいりました。
宮川では本日の朝から鮎の友釣り解禁とあって釣り人さんたちが沢山。邪魔をしないようにしなくては。
駐車地から大熊谷沿いの林道を通って三滝谷出合まで向かいますが、地図通り林道は途中で途切れており、仕方なく大熊谷を遡行して出合まで向かいます。これが失敗でした。大きな岩のゴーロ帯で進むのに時間がかかってしまいました。
三滝谷に入って早速2段の大滝が出てきます。右岸のルンゼから巻くことに。かなり落差のある滝のため大きく巻く必要ありましたが、落ち口に降りれたので結構うまく巻けた方ではないでしょうか?
その先にはゴルジュがちょっと上がって巻こうと思ったのですが、泥、ヌメヌメで諦める。ちょっと冷たそうですが、今季初泳ぎ。数mだけですけど、やっぱり肩まで浸かるのは冷たい。
体を温めながら進む内にまた滝が。こちらも右岸側を巻こうと思ったのですが、滝の途中に出てしまいさらにそこからロープを出して脆い岩壁を登りぐるっと巻いて沢におりました。なかなか難しい。
そうしているうちに時間がたってしまい。このまま進むと途中ビバーくになりかねない。ここで遡行を中止し、引き返す事にしました。私は単純に沢を下るつもりでしたが、相方は地形図を見ながら考え、隣の尾根にのって下ることを提案。実際、尾根は木を伝いながらかなり高度を下げて最後に四回ほどの懸垂下降で大熊谷との出合い付近までスムーズに降りる事ができました。撤退ルートの選定は重要です。とても勉強になりました。出合いから大熊谷を下るのですが、谷に沿って地図にはない廃道がある事がわかり、朝この廃道を通っていたらかなりの時間短縮になったはずです。
とても面白そうな沢なのでまた今度、次回は気合を入れて再訪したいと思いました。
美し滝が沢山あるエリアです。