アルプスの沢登り 西横川
木曾駒ケ岳のしらび平から千畳敷カールまでの沢登りルート、西横川へ二人で行ってきました。
お盆前の3連休で泊りで山へ行きたかったけど、天気予報が曇りや雨マークばかり。 直前にになって8日のみ天気が良い予報になったので、日帰りで行けるアルプスの沢に行くことに。
当初は3人の予定でしたが、メンバーの1人が直前に体調不良になってしまい2人に、次回はぜひ一緒に行きましょう。
早朝3時に名古屋を出発して、5時ごろ菅の平駐車場に到着。週末おなじみの行列。
5時半過ぎの臨時バスに乗り、しらび平へ。到着すると、小雨が降ってきた、どうせ濡れるからいいけど・・・
バス停の屋根の付いたところで沢装備に着替え、バスで来た道を少しだけ戻って、しらび橋から入渓。
30分位行くと東横川との二股に、こちらは東横川。
30mの大滝、右岸側をロープを出して登りました。
水線を含めて、全体的にヌメりました。動く岩や、ヌメる足元に気を使いながら登ります。滑って落ちると、ケガでは済まない場所が多くロープを積極的に使いました。
今回のルートはお花畑が多く、好きな人にはお勧め。
やっぱり晴れると気持ちいい、暑いのでカッパを脱ぐ。
脱渓ポイントの長谷部新道(廃道)の横断点には、赤テープが有り分かりやすい。
ここで沢装備を解き、ゆっくり休憩して、千畳敷カールへ。全体的に踏み跡があるものの、崩落気味の個所や踏み跡の無い個所も。
千畳敷カールの建物が見える、近そうで遠い。
宝剣岳も見えて、アルプスの景色。
千畳敷カールへ。普段着の観光客ばかりのなか、場違いな二人。
行きはあんなに混んでたのに、なぜか帰りのロープウェイは待ち時間なしでした。
次から次に出てくる滝、登りばかりでゆっくり歩ける個所がほとんど無い沢。今回はヌメりが強く、かなり慎重に遡行しましたが、景色は開けているので、振り返れば登ってきた高度感に充実感があります。
個人的にはロープの扱いなど、課題がありますが、沢の経験値をどんどん増やしていきたいです。
山行データ 1日目
山名・山域 | 木曾駒ケ岳 |
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山行ルート | 西横川 |
日付 | 2021.08.08 |
所要時間 | 7時間 |
山行人数 | 2人 |
天候 | 小雨 曇り 晴れ |
山行記録 | 入渓(しらび橋) 6:30 二股(西横川・東横川) 7:30 30mの大滝 7:50 脱渓(長谷部新道) 12:10 千畳敷 13:30 |
備考 | 8㎜50mロープ、カム0.5~2、ナッツを装備。ロープは3ヵ所使用、支点はほとんど取れないがカム、ナッツ共に使用。ヌメるのでフェルトシューズの方が良いかも。遡行グレード2級 |