本来は、伊奈川ダムから越百山・南駒ヶ岳を周回しようと計画したが、R19から伊奈川ダムへの道が工事通行止めで、アプローチが無理。
思案の末、急遽、上松A~木曽駒へ登ることに。

○金懸小屋まで
上松A登山口駐車場に停めて、川沿いの道を辿って敬神小屋へ。最初は、谷沿いの湿気の多い道を辿るも、次第に急傾斜の九十九折れの道をゆく。3合目、4合目と下草が無くよく整備された道が続く。5合目手前で落石意箇所を素早く通過し、金懸小屋へ。

○八合目まで
金懸小屋からしばらくは胸突八丁の急な岩場が続く。その後は苔生したなだらかな道が経過するラクダの背。急登、なだらかの繰り返して少しずつ標高を上げてゆく。ずっと森林内だが時折秋の気配を感じる景色。八合目は広いスペースがありテン場適地。冬山トレーニングの際にはここで幕営し木曽駒へアプローチするのがよい。

○木曽駒迄
八合目から先は森林限界を脱し、視界を遮るものがなくなる。木曽前岳経由の稜線上の岩場の道を辿る。木曽前岳までにはニセピークが2箇所あり、勘弁してくれと思う。前岳から玉乃窪山荘まで下って頂上へ向かう。途中、左足が痙攣して3分程登山道でうずくまる。ナナカマドの実が赤く、ここでも秋を見つける。

○頂上
まとまった時間の休憩を取りつつガスが晴れるのを待つ。30分も待てば、何度かガスが晴れる時がある。雲が秋ではない。積雲があちこちに群をなしている夏の風景を感じた。

○下山
名残惜しいものの、来た道を戻る。玉乃窪山荘からは木曽前岳を迂回する夏道をゆく。途中に崩壊地を横切る箇所があり、そこだけやや緊張して通過。八合目・5合目で休憩ののち、一気に登山口まで下る。標高差約2000m。日帰りではなかなか経験できない貴重なルートと思う。


山行データ 1日目

山名・山域木曾駒ヶ岳
山行ルート上松A
日付2024.10.06
所要時間10時間
山行人数1
天候曇りのち晴れ
山行記録6:21 上松Aコース登山口
6:42 敬神ノ滝小屋
8:16 金懸小屋
10:07 八合目
11:09 木曽前岳
12:00 木曽駒ヶ岳
12:45 玉乃窪山荘
13:20 木曽前岳分岐
14:38 金懸小屋
15:40 敬神ノ滝小屋
16:04 上松Aコース登山口
備考

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10
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