22/09
04

9月4日、中央アルプスの檜尾岳から宝剣岳を周回してきました。

最近あまり長く歩いていないので、冬の下見を兼ねて、行ったことがない檜尾尾根に行きました。

朝一番のバスに乗りたかったので、前日の夜9時ごろに名古屋を出て、菅の台バスセンターの駐車場で仮眠。前日も睡眠不足だったので、すぐに寝付きましたが、夜中じゅう車を開け閉めする音がうるさかった。

朝5時に起きたら、すでにこんな様子で、行列がワンターンしていた。始発が6時過ぎのはずなのに。

これで並ぶ戦意喪失し、登山口まで歩くことにしました。

朝は比較的さわやかな天気。下から宝剣岳も見えて、調子はよかったのですが、日が上がると途端に蒸し暑くなりました。

台風のせいかな?

 

歩くこと1時間くらい。檜尾橋バス停に。このあたりで、臨時増発のバスに抜かされ、なぜかむかつく。

 

少し先に歩くと、すぐに登山口が出てきます。立派な看板がありました。

最近知ったのですが、2年前に中央アルプスが57か所目の国定公園に指定されたそうです。いままでそうじゃなかったことにやや驚いた。

このためか檜尾避難小屋もリニューアル。道標の類も新しい。檜尾尾根は、中央アルプスの主脈に途中から上がれるので、前から気になっていましたが、今回初めて歩きました。

篤志家向けの登山道かな?と勝手に思っていましたが、たいへんよく整備されていてとても歩きやすい。

道標も立派でした。

はしごも。

この日は、雲が沸き上がりやすく、主稜線に出てからは、展望が効きませんでした。

 

整備されているとはいえ、この日檜尾尾根で会ったのは、2人だけでした。

 

蒸し暑さに脱水気味になりながら、かわいらしい小屋に着きました。以前の避難小屋の面影がある。改修増築したのかな?

夏・秋の時期に有人となり、素泊まり専用のようです。入り口にはカップ麺やアルファ米が売っていました。小屋番さんは、すこしピークよりのテント場を整備されていました。10張くらいは張れそうです。

 

あとは、疲れたからだに鞭打って宝剣岳を目指します。主稜線にあがると、とたんに人が増えました。ロープウェイで上がって空木岳まで縦走する人が多いようで、ロープウェイの時間の関係なのか、人が固まって歩いていました。

雲間から見えた三ノ沢岳。

宝剣岳はやはり人気なのか、結構な人でした。足元のおぼつかないような人もいて、見ていてひやひやしました。

 

帰りは、千畳敷からロープウェイとバスで。ロープウェイすごい三密(-_-;) 若者声でかいし。

駐車場に戻ると、だいぶ車が減っていた。入道雲も沸いて夏空。涼を求めるはずが、蒸し暑い一日でした。

 

帰りにちょっとしたアクシデント。駐車場をでるときに、精算しようと駐車券を手元においたのに、精算機にいれようとしたら、手元の駐車券が神隠しに逢いました。

次に並んでいた後続の車に、ごめんなさいを言って、いったんバックして駐車場に戻り、半泣きになって車の中をいくらさがしてもない。外にでてしまったかも、と外もいくら探してもない。

困って、警備員風のおじさんに訳を話したら、あっさり対応してくれました。おじさんありがとう!

でも、直前まであったはずの駐車券がなくなったのは、ナゾのまま…。

 

 


山行データ 1日目

山名・山域檜尾岳、宝剣岳
山行ルート檜尾尾根~檜尾岳~宝剣岳
日付2022.09.04
所要時間休憩ふくめ8時間
山行人数1人
天候晴 稜線上はガス
山行記録5:40 菅の台バスセンター
6:40 登山口
8:10 赤沢の頭
10:10 檜尾小屋
11:20 濁沢大峰
13:00 宝剣岳
13:45 千畳敷駅
備考檜尾尾根は非常によく整備されている。小屋もリニューアルしてきれい。