はじめての檜尾尾根
9月4日、中央アルプスの檜尾岳から宝剣岳を周回してきました。
最近あまり長く歩いていないので、冬の下見を兼ねて、行ったことがない檜尾尾根に行きました。
朝一番のバスに乗りたかったので、前日の夜9時ごろに名古屋を出て、菅の台バスセンターの駐車場で仮眠。前日も睡眠不足だったので、すぐに寝付きましたが、夜中じゅう車を開け閉めする音がうるさかった。
朝5時に起きたら、すでにこんな様子で、行列がワンターンしていた。始発が6時過ぎのはずなのに。
これで並ぶ戦意喪失し、登山口まで歩くことにしました。
朝は比較的さわやかな天気。下から宝剣岳も見えて、調子はよかったのですが、日が上がると途端に蒸し暑くなりました。
台風のせいかな?
歩くこと1時間くらい。檜尾橋バス停に。このあたりで、臨時増発のバスに抜かされ、なぜかむかつく。
少し先に歩くと、すぐに登山口が出てきます。立派な看板がありました。
最近知ったのですが、2年前に中央アルプスが57か所目の国定公園に指定されたそうです。いままでそうじゃなかったことにやや驚いた。
このためか檜尾避難小屋もリニューアル。道標の類も新しい。檜尾尾根は、中央アルプスの主脈に途中から上がれるので、前から気になっていましたが、今回初めて歩きました。
篤志家向けの登山道かな?と勝手に思っていましたが、たいへんよく整備されていてとても歩きやすい。
道標も立派でした。
はしごも。
この日は、雲が沸き上がりやすく、主稜線に出てからは、展望が効きませんでした。
整備されているとはいえ、この日檜尾尾根で会ったのは、2人だけでした。
蒸し暑さに脱水気味になりながら、かわいらしい小屋に着きました。以前の避難小屋の面影がある。改修増築したのかな?
夏・秋の時期に有人となり、素泊まり専用のようです。入り口にはカップ麺やアルファ米が売っていました。小屋番さんは、すこしピークよりのテント場を整備されていました。10張くらいは張れそうです。
あとは、疲れたからだに鞭打って宝剣岳を目指します。主稜線にあがると、とたんに人が増えました。ロープウェイで上がって空木岳まで縦走する人が多いようで、ロープウェイの時間の関係なのか、人が固まって歩いていました。
雲間から見えた三ノ沢岳。
宝剣岳はやはり人気なのか、結構な人でした。足元のおぼつかないような人もいて、見ていてひやひやしました。
帰りは、千畳敷からロープウェイとバスで。ロープウェイすごい三密(-_-;) 若者声でかいし。
駐車場に戻ると、だいぶ車が減っていた。入道雲も沸いて夏空。涼を求めるはずが、蒸し暑い一日でした。
帰りにちょっとしたアクシデント。駐車場をでるときに、精算しようと駐車券を手元においたのに、精算機にいれようとしたら、手元の駐車券が神隠しに逢いました。
次に並んでいた後続の車に、ごめんなさいを言って、いったんバックして駐車場に戻り、半泣きになって車の中をいくらさがしてもない。外にでてしまったかも、と外もいくら探してもない。
困って、警備員風のおじさんに訳を話したら、あっさり対応してくれました。おじさんありがとう!
でも、直前まであったはずの駐車券がなくなったのは、ナゾのまま…。
山行データ 1日目
山名・山域 | 檜尾岳、宝剣岳 |
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山行ルート | 檜尾尾根~檜尾岳~宝剣岳 |
日付 | 2022.09.04 |
所要時間 | 休憩ふくめ8時間 |
山行人数 | 1人 |
天候 | 晴 稜線上はガス |
山行記録 | 5:40 菅の台バスセンター 6:40 登山口 8:10 赤沢の頭 10:10 檜尾小屋 11:20 濁沢大峰 13:00 宝剣岳 13:45 千畳敷駅 |
備考 | 檜尾尾根は非常によく整備されている。小屋もリニューアルしてきれい。 |