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2月26日、三重県大紀町の白嵓の岩場に行ってきました。

最近指関節が痛かったので、クライミングしようかどうか迷ったのですが、なんとなくよくなってきたような気がしたので、寒い日でも暖かいと言われる白嵓の岩場に…。

車で東名阪から伊勢道、紀勢道と走るのですが、鈴鹿あたりから小雪が舞い出し、路面がしっとりしている。

最近こういうパターンが多いような気がしつつ、暗い気持ちで車を走らせました。

大紀町に着くと曇り空ながら、うっすら太陽も見えてきて、なんとなく登れそうな雰囲気。車を置いて岩場に行きました。

しばらくすると、わらわらと人がやってきて、にぎやかになってきました。

↓ 手前にあるのが、新しくできたベンチ。

この日は天気は回復傾向で、ときどき晴れ間もありましたが、日が陰ると寒くなります。朝一は手がかじかみました。

↓これは他のパーティーの人。白嵓は石灰岩の岩場で、すべりやすいホールドもあり、かぶり系が多いので、体がなれていないとすぐに消耗します。少し登ると、ようやく足の感覚がつかめました。

5本くらい登ったところで、もうよれてしまった。無理はしないでおこう、と14時には引き揚げました。

帰り道に、前から行きたかった、松阪市にある「松浦武四郎記念館」へ寄道しました。

松浦武四郎は、今の松阪市の出身の人。幕末から明治初めにかけて、沖縄以外の日本全県を歩き、歩いた距離は2万キロと言われているらしい。

特に幕末に、「蝦夷地」と言われた北海道も6回にわたり、徒歩と船でくまなく踏査し、アイヌ民族とふれあい、今でいうところのルポルタージュを多数残したことで有名です。松尾芭蕉、本居宣長とともに、三重県の三偉人と言われているらしい。

身長は148センチと小柄な人だったらしいが、平均寿命が今よりずっと短い時代に、70歳で大台ケ原や富士山に登り驚かれたというので、超人的に強い体の持ち主だったのだろう。

 

寄道が過ぎて、帰りに渋滞につかまり、帰りが遅くなってしまったけど、たまにはこういうのもいいかな~。


山行データ 1日目

山名・山域白嵓の岩場
山行ルート
日付2023.02.26
所要時間
山行人数2人
天候曇りときどき晴れ
山行記録
備考人がたくさん来るようになり、アプローチの急登が歩きやすくなっていた。1ピン目が高いところが多いのでグランドフォールには十分注意が必要。トポにないルートが追加されていた。