当初は、2日間で中央アルプスの空木岳~木曽駒ヶ岳縦走の予定だったが、初日が大雨だったので日帰りで御嶽に行くことに。濁河温泉上部に駐車し、すぐ近くの登山ポストに計画書を入れて出発。

最初はハイキングコースを辿り、尾根に合流後鋭角に右折して尾根上の登山道。
ほのかに硫黄の香りがする涼しげなコメツガ主体の針葉樹林帯の緩やかな道を登る。

前日の雨で道はぬかるんでおり、木道や木の根、石積みの道は滑りやすい。
ジョーズ岩、湯ノ花峠でそれぞれ小休憩。時折、摩利支天方面が望める。まだまだ頂上は遠い。

花は、ゴゼンタチバナ、イワカガミ、ミツバオウレン、マイヅルソウなどが目立つ。

八合目・お助け水到着。森林限界とかいているが、地球温暖化で木々の生息域が変わっているのか実際の限界はもう少し先。

登るにつれて次第に開けてきて、やがてハイマツ帯の斜面をトラバース

明るい青空。振り返ると遠くに、まだ雪の着いた白山。

ハイマツ帯を出てコマクサやキバナシャクナゲの咲く裸地斜面を経たのち五の池木屋、飛騨頂上。

雪渓の残る三ノ池を見下ろしながら、眼前の中央アルプス、その先の南アルプスを望む。八ヶ岳連山、乗鞍岳、穂高方面もよく見える。最高の景色。

前進にあまり気が進まないNさんをMさんが激励しつつ摩利支天に向かう。
ガレ場を登り、あれが摩利支天と思って力を振り絞って着いたところが偽ピーク(乗越)。

さらに岩稜の横移動を15分程、ようやく摩利支天山頂。一ノ池の対岸は剣ヶ峰。顕著な噴煙はない。

花は、ツガザクラ、アオノツガザクラ、イワヒゲ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、イワベンケイなど。

気温が高くなり蒸し暑い中、下までパラグライダーで一気に降りれたら、なんて話をしながら、長い時間をかけて来た道を戻る。
市営の日帰り温泉の露天湯につかって名古屋に帰る。久々の晴天の高山、楽しめました。


山行データ 1日目

山名・山域御嶽山
山行ルート濁河温泉~摩利支天
日付2023.07.02
所要時間8.5時間
山行人数4
天候晴れ
山行記録スタート地点07:39ー08:39湯ノ花峠ー09:03胡桃島キャンプ場分岐ー09:06のぞき岩09:15ー09:43小坂口八合目・お助け水09:53ー10:50五の池小屋ー10:55飛騨頂上11:10ー11:49摩利支天乗越ー12:05摩利支天山12:22ー12:38摩利支天乗越1ー2:58五ノ池14:20小坂口八合目・お助け水14:30ー15:48ゴール地点
備考

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