久しぶりの御在所中尾根
4月28日、御在所にクライミングに行ってきました。
本当は、春合宿で後立山に行っているはずだったのが、直前の冬靴のソール剥がれで、急遽置いてきぼりになり、しょんぼりして、久しぶりに中尾根に行くことに。
晴れたアプローチは気持ちがいい。
中尾根バットレスとツルム。
足元には可憐な花が咲いていました。
連休で、晴天が約束された日だったので、混んでいるかと思ったら、この日は先行1パーティと後続のソロの方だけの3パーティだけでした。
中尾根に来たのは久しぶりで、記憶力がない私は、バットレス基部から取付きに行くまで右往左往して1時間弱かかり、P4の2ピッチ目取付きに出てしまったので、そこからスタート。
↓P3のようす。私は空身で登らせてもらいました。内面登攀になるので、ザックを背負ったセカンドは引っ掛かってたいへんそうでした。残置はなく、支点はすべてカムで取ります。
いったんツルムのコルへ懸垂で降ります。
コルからは一壁がだいぶ下に見えます。
前尾根がすぐ横に見えます。この日は、同じ会の仲間が前尾根に行っているはずで、コールが聞こえないか注意していましたが、結局わからず。
P2はダイレクトルートから取付きましたが、私の力ではあぶみでしかスタートできません。2ピッチで登って、P1は割愛して、懸垂で下降。
以前はここから1ルンゼに降りて行きましたが、最近は落石の危険を避けるため、来たルートを戻ることが多いようです。われわれも下降支点を探しながら、同ルート下降しました。
↓P4のピークからモンキーフェイスの頭にいる人を見る。
バットレスの基部に戻ると、つばめの大群がいました。中又あたりを群舞する姿は初めて見ました。大きな営巣地があるのか、エサが一杯あるのか? 謎でした。
↓小さい黒い点がつばめです。写真だとわかりにくいですが、つばめがスラブにとまっていました。すごい。
この日は名古屋は夏日。御在所もそこそこ暑い。まったりと藤内小屋まで歩いて、喉が渇いたのでコーラで癒します。
あっという間に春が来て、すぐに夏がくるのか…。
山行データ 1日目
山名・山域 | 御在所 |
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山行ルート | 中尾根 |
日付 | 2024.04.28 |
所要時間 | 登攀は4時間くらい |
山行人数 | 2人 |
天候 | 晴れ |
山行記録 | |
備考 |