12/14-15に八ヶ岳にアイスクライミングに行ってまいりました。

去年の同時期はほぼ雪が無く、赤岳山荘までチェーン無しで上がれましたが、前日の雪もあり念の為、チェーンを巻いて上がりました。
昨年に比べて雪もあり、寒さも十分。これならきっとしっかり凍っているはず!とワクワク歩き出しますが、久しぶりのアイスギヤ✖︎テント泊装備の重さにテンションダウン。。。

初日は分岐に荷物をデポして峰の松目沢に。装備を整えてとりつくも、オヤ?全くアックスもアイゼンも思うように刺さりません。焦る。
手足がチグハグになり、テンションを掛けてしまった。これはヤバイ。ということで先に進むのは辞め、トップロープを張って感覚を取り戻すべき、登攀練習。何度か登りますが、全くアイゼンが入らない。相方も同じ状況のようで2人でこんなはずではなかった。。とトボトボ歩きながら本日の幕営地の赤岳鉱泉に向かいました。

    

翌日は前日思うように登れなかった事から、不安を抱えながら、裏同心へ向かいます。
氷はバッチリ。弱点をついていけば傾斜はゆるいですが、不安を覚え、ロープを出してもらい抜けました。

お次の滝の取付きには行列が、、このままではひたすら待ち続ける事にと思い。F1に戻り、再びトップロープで練習。その間も何組も抜けていきます。さすがの八ヶ岳ですね。

何となく前シーズンの身につけた感覚が戻ってきたような。最後はスクリューをつけながらのリード練習をし、流石に待ち時間は終わっただろうとF2へ。最後のパーティが登って行くので少し待ってとりつきました。先の滝でも混雑のようで降りてくるパーティとすれ違いながら、F3まで登り、時間切れで敗退。急いで赤岳鉱泉に戻り、テントを撤収して帰路につきました。相変わらず荷物は重いですが、感覚を取り戻せた安堵感もあり、相方も私も昨日よりは軽やかに歩く事ができました。今シーズン何回アイスに行けるかわかりませんが、軽やかに垂壁をリードできるようになりたいものです。