この時期に霧氷や樹氷が見れる身近な山ということで、藤原岳・御池岳かな と思った。

〇藤原岳避難小屋まで
・近鉄富田駅から三岐鉄道に乗り換えて終点の西藤原駅。三岐鉄道は相変わらずゴトゴト。
・駅舎内で準備をして藤原岳表登山道から登り始める。気合を入れて一気に8合目まで登る。
・更に登ると、次第に傾斜が緩やかな疎林となり、避難小屋に出た。雪に覆われた藤原岳展望台の景色が目に入る。

〇白瀬峠まで
・本日は展望台には行かず、天狗岩・白瀬峠方面に進む。
・こちらの方面に進む登山者は圧倒的に少ない。この時点でトレースは2~3人と思われる。
・積雪は多いものの雪は割と締まっており、私の重い体重でも沈下は少なかった。
・途中の天狗岳で休憩。天狗岳から見た御池岳は遥か向こうにある。あそこまで行けるかなー。
・稜線上に中部電力の送電鉄塔が2本並んでいる。そちら方面に向かって進むのだが、尾根がくねくねと入り組んでおり思ったより時間がかかった。

〇御池岳まで
・白瀬峠からは冷川岳・カタクリ峠方面へ取りついた。
・カタクリ峠から先は緩やかな尾根を辿り、その先の行く手を阻む尾根の先端をラッセルで乗越して真の谷・御池岳分岐に降り立つ。
・ここから先は約200mの深雪の登り。先行者のトレースがあるとは言え、膝上のラッセルを強いられる。いい汗かきつつ御池岳山頂へ
・開けた山頂からは伊吹山方面、白山、御嶽、北ア南部、中央アルプス、南アルプスなどすべて見通しが効いた。頑張ってよかった。

〇下山
・疲れてきたので306号へとエスケープも考えたが、鞍掛峠は遠回りだし、コグルミ谷は雪崩の危険性があったので元来た尾根上を戻ることに。
・白瀬峠から先は木和田尾根へと続くトラバース路を進む。トレースがしっかりついており、迷わずに木和田尾根に合流。
・木和田尾根をひたすら下り1時間程度で国道に出た。
・霧氷は一部で殆ど無氷だったが、天気が良く、景色もよく、陽気な1日を過ごせました。