
表銀座
8/30-31、表銀座(北アルプス)に行ってきました。
2日間とも天気よく景色を堪能しながら贅沢な山行でした。
<Day1>
穂高駅駐車場で前夜泊・仮眠を取り、4:40発の中房温泉行きのバスに乗ります。
4:20時点ですでに行列が・・・さすが人気コース!
少し焦りましたが、3台目のバスに乗り込むことに成功。
5:35定刻通りに登山口へ到着。
もっと人が増えて皆さん出発準備中~。
人混みの中出発したので、中々歩くペースが掴めません。
オーバーペースで進んでしまい、無駄に体力を消耗してしまいました。
人がまばらになってから、やっと落ち着いた登りに。
第1~3・富士見ベンチを越えて、合戦小屋へ。
皆さん美味しそうにスイカを食べていますが、今日はまだまだあるので我慢です。
燕山荘付近も大賑わい。
ザックをデポし、サブザックで本日一つ目のピーク、燕岳へ。
燕山荘でザックを回収し、次は大天井岳を目指します。
縦走路は一転して静かでした。燕岳は都会でした・・・
黙々と進むと大天井が見えてきますが、まだまだ。
見えるけど遠いシリーズに認定です。
特に大天荘へトラバースするところが長く感じました。
折角なのでピークを踏みたいと思い山頂へ。
大天井って2,922mもあったんだ、と高さに驚き。
身体は結構しんどくなっているのですが、もう少し。
西岳テン場へ向けまた歩き始めます。
ここからアップダウンの連続でさらに疲弊・・・
ビックリ平?何が??と一人突っ込みを入れつつ、黙々と・・・
テン場が見えたときは感無量でした。
明日朝は早いので18:30には就寝です。
<Day2>
満点の星空が広がる中、朝食を取ってテントを撤収。
ヘッデン装備で東鎌尾根に入っていきます。
最初は激下り。
下るのもったいないな~と心の声が聞こえてきました。
鎖や梯子がちょこちょこ出てきますので、足元をライトで照らしながら慎重に。
色んな虫たちが光に群がってくるので鬱陶しいことこの上なしです。
水俣乗越を超えたあたりで、空が白み始めます。
槍のモルゲンロート、感動です。
バックは何でしょう?常念・蝶とかかもしれません。
美しい時間は一瞬で、すぐに太陽の暑さに見舞われることになりました。
へいこらしてやっと槍ヶ岳山荘へ。
ザックデポして穂先へ。
混雑予想でしたが、スムーズに昇降できました。
槍の頂上に立ったのはいつぶりでしょうか。
初めて登ったのが社会人になってすぐだったので、10年前くらいかな。
頂上から変わらない景色を眺めて、物思いにふけりました。
さあ、あとは上高地へ下るのみ!
新島々へ向かうバスを予約していたので間に合うかどうか心配でしたが、
早めに着くことができました。
昨年夏から構想していた表銀座。
天気にも恵まれ、実現させることができ嬉しいです。
これも若駒で出会った仲間に鍛えていただいたおかげです。
感謝の気持ちを胸に、もっと山と向き合っていきたいと思います。
以上