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※若駒山岳会は安全に拘った山岳会であり、私の数ある体験談は若駒山岳会とはまったく関係ありません。これからの会活動としてリアルな体験談をもとに安心安全について考えるきっかけになればいいなーと思います。

沢登りで河原を歩いている時は右に左に渡渉を繰り返しながら遡行します。浅く流れが緩い所を狙って渡渉するのが一番安心ですね。または水深は深いけど流れが緩い所を見定めて渡渉するとか、流れは速いけど浅い所を渡渉するとか。飛び石で渡渉するっていうのもありますが、私は滑ってスッテンコロリンを何度もしているので、意識してあまりやりませんね~

進めなくなってから渡渉ポイントを探していては間に合わないので、常に渡れるポイントを見極めながら歩くというのが基本です。そして流された先に滝があるかないか。流され滝から滑落という渡渉失敗は特に注意して意識しています。流されて溺れる渡渉失敗も特に注意がいります。

それでは、私の数ある体験談から一つ。水面は緩やかな流れで、深さは膝上程度の所を渡渉しています。足元が見えないので、石に乗ってバランスを崩さないようにかつ、足のつま先で水深も探りながら進みます。足のつま先からそろ~りと足元を探っていた次の瞬間。ズボッ!っと…

急に深くなった水中へ体が引き込まれます。水中の中で体がグルグルグルと…水流は凄い力で私は流れのなすがままにどんどん流されます。「あ~苦しい~…」口の中でゴクッとするとわずかに呼吸が伸びたのを感じます。息の限界。残った力の全てを込めて全身に力を入れた次の瞬間。

「ぶはっ~!!」なぜか水深が膝下の所で立ってる自分。「浅っ~~~!」ってなってる自分。ず~っと上流の方で仲間に笑われてる自分。「なんでやねん!」