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山行記録
大峰山脈 熊渡~八経ヶ岳
厳冬期の八経ヶ岳に登りたく、熊渡からカナビキ尾根経由でアプローチしました。
カナビキ尾根は急坂であるものの、凍結していないので、アイゼン無しで登りました。
急登が続くため、アイゼン装着の機会を逃し、尾根最上部の急斜面をそのまま登る羽目に。
滑りながらもなんとか川合からの尾根に合流。
稜線上は踏み固められた快適なトレースが続きます。アイゼンの効き具合が心地良い。
ガスで視界はよくないものの、迷うことなく高崎横手へ。積雪50cm程度か。
高崎横手から奥駆道までも明瞭なトレースが続きます。ほとんど沈下することはなく、快適な歩行を満喫しました。
やがて奥駆道に。積雪は多いところで1mくらい。
明星ヶ岳へのトレースはなく、道中で知り合った健脚の方とともにラッセルして明星ヶ岳に至りました。
強風とガスで何も見えず。水墨画の世界です。
強風と悪視界の中、消えかかりつつあるトレースを拾って八経ヶ岳に。こちらも風景は無し。
弥山までは一旦下って登り返し。トレースが無いように見えたのでワカンを着けましたが、雪は結構締まっており結果的に不要でした。
弥山では例のごとく雪で埋まった鳥居を屈んでくぐり、弥山神社でお参り。初詣です。
下山は狼平経由で元来た道に合流。往路を下りました。
熊渡への林道から見上げると青空が垣間見れました。下山時に晴れる法則は今回も成立です。
山行データ 1日目
山名・山域 | 大峰山脈 |
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山行ルート | 八経ヶ岳 |
日付 | 2023.01.02 |
所要時間 | 8時間 |
山行人数 | 1 |
天候 | くもり |
山行記録 | ○目的・概要 ・年に一度は厳冬期の八経ヶ岳に登りたく、いつものように熊渡からアプローチ。 ○熊渡~カナビキ分岐 ・アプローチの309号線はこの時期にしてはめずらしく、路上の積雪は皆無。 ・気温が高めであったので、路面凍結もおそらくなかった。 ・天気は曇り。青空は皆無。 ・弥山川分岐までの林道は、数センチ程度の積雪。歩行の支障は全くなし。 ・カナビキ尾根の下部は急坂であるもののうっすらの積雪。凍結していないので、アイゼン無しで登る。 ・登るに従い積雪は多くなるものの、登山靴のフリクションで十分にカバーできる範囲。 ・尾根中間部の平地でアイゼン装着を迷うも、そのまま行けそうだったのでスルー。 ・痩せ尾根部でバランス岩に新年の挨拶。 ・尾根上部の積雪は30cm程度か。しっかりと踏み固められたトレースあり。 ・アイゼン装着の機会を逃し、尾根最上部の急斜面をそのまま登る羽目に。 ・滑りながらもなんとか川合からの尾根に合流。 ○カナビキ分岐~明星ヶ岳 ・カナビキ分岐はお気に入りの場所。ブナの大木に覆われた景色がよい。 ・ここでようやくアイゼン装着。 ・稜線上も踏み固められた快適なトレースが続く。アイゼンの効き具合が良い。 ・ガスで視界はよくないものの、迷うことなく高崎横手へ。積雪50cm程度か。 ・高崎横手から奥駆道までも明瞭なトレースが続く。ほとんど沈下することはなく、快適な歩行を満喫。 ・ただし、視界が悪いので、弥山や八経ヶ岳などの景色は皆無。 ・雪氷の塊に覆われたシラビソやトウヒの樹林帯を縫って少しずつ標高を上げてゆく。 ・やがて奥駆道に出る。積雪は多いところで1mくらいはあるか。 ・明星ヶ岳へのトレースはない。道中で知り合った健脚の方とともにラッセルして明星ヶ岳に至る。 ・強風とガスで何も見えず。 ○明星ヶ岳~八経ヶ岳~弥山 ・強風と悪視界の中、消えかかりつつあるトレースを拾って八経ヶ岳に。 ・こちらも風景は無し。 ・健脚の方は東京から初めて来られたという。リポビタンDの会社にご勤務。1本頂く。 ・弥山までは一旦下って登り返し。 ・トレースが無いように見えたのでワカンを着けたが、雪は結構締まっており結果的に不要だった。 ・弥山では外のベンチの一角で休憩。健脚の方とはここでお別れ。颯爽と下ってゆかれた。 ・例のごとく雪で埋まった鳥居を屈んでくぐり、弥山神社でお参り。初詣である。 ○下山 ・狼平への下り。斜面の木々を縫うようにトレースを辿る。 ・トレースがあるからよいが、無い場合には迷いやすい。 ・狼平はいつ来てもいい雰囲気。吊り橋の上からの風景がよい。 ・狼平から高崎横手までの最後の登りは、疲弊した体には大変応える。 ・ここから先は往路を下る。 ・熊渡への林道から見上げると青空が垣間見れる。下山時に晴れる法則は今回も成立。 |
備考 |