23/02
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2月11日、鈴鹿の霊仙山に行ってきた。

当初は、南信の山に行くはずが、前日の夜に、南岸低気圧による大雪のせいで、中央道が中津川から先が通行止めになってしまい、やむなく鈴鹿の霊仙山に転進した。

ひさしぶりに電車で行こうと思い、朝6時10分の米原行きの鈍行に乗る。一宮あたりで、御嶽山が朝日に映えていた。

7時12分に柏原駅に到着。真正面に大きく見える伊吹山もこの時期にしては雪が少ない。

ここからは、国道と高速道を越えて、登山道に入っていくが、しばらく雪はなく、霊仙山も雪が少ないことが予想された。

下の写真は駅から登っている先行の人。この日は、私のほかには、柏原道は単独者2人だけだったようだ。

 

しばらくは谷筋の暗い道を歩くが、壊れたコンテナがある4合目を過ぎるとだんだん雪がでてきて、雰囲気も明るくなる。

雪は比較的固く、踏み抜きは少ないので、わかんの出番はなかった。

太陽もさんさんと照って、まるで3月の春山の気配である。人の踏み跡に交じって動物の往来もさかんなようだった。

遠くに避難小屋が見えた。まだ遠そうだ。

稜線からは、遠くに御嶽や白山が見えた。写真を撮ったが、霞んでいたので写らないかな?と思ったら案の定なにも写ってなかった。

伊吹山の右に見えるのは能郷白山だろうか?真っ白でよく目立つ。写真にはないが、伊吹山の左側にも真っ白な立派な山が見えた。金糞岳や横山岳だろうか。

経塚山を過ぎると、広大な雪の斜面となり、雪も閉まっているので、どこでも歩ける。おおらかで気持ちのいい景色である。

でも、このまま季節が進めば、雪解けで「田んぼ」になるのも早かろう。気持ちよく歩けるのも今だけかもしれない。

目を南に転じると、藤原岳や御池岳が見えた。

気のせいか琵琶湖もいつもより青く見えた。向こうに見えるのは比良の山だろう。

山頂の雪は風に飛ばされたのか、ご覧のとおり。北風が冷たいが、晴れて胸のすくような景色が楽しめた。

帰りは、電車の時間を気にしながら一目散に駅まで急いだ。

 

 


山行データ 1日目

山名・山域霊仙山
山行ルート柏原道往復
日付2023.02.11
所要時間登り4時間 下り3時間
山行人数1人
天候
山行記録
備考雪が少なくてびっくり。春のような景色だった。途中尾根や谷が錯綜してややわかりにくいところがある。

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