別山 ~千振尾根から静かなる白山へ~
別山と御前ヶ峰を日帰りで周回しようと計画。ただ、別当出合のバスの最終時刻は17時(本当は16:30)でタイムリミットがあるのでどうなることやら。
〇千振尾根
白山の登山者の9割以上は砂防新道、観光新道、平瀬道の3ルートを利用し室堂から御前ヶ峰へと登山する。
今回辿った千振尾根上の市ノ瀬道および白山釈迦岳を経由する釈迦新道はそれぞれ別山、七倉山に突き上げるマイナールートであり、訪れる登山者は数少ない。
ただし、双方ともにブナの巨木が広く繁茂しており、かつ白山本峰の景観が素晴らしく良く、また、静かな白山を堪能できる好ルートと言える。
この時期の千振尾根は秋の花が豊かで、ブナ林とともに楽しみながら登る。しかし、実際に登ってみるとこの上なく長い尾根であり、両線の御舎利山に着いた時には、ひゅ~っとへたり込んだ。
〇別山~南竜ケ馬場(別山尾根とよぶ)
御舎利山から見た別山方面は気持ちいいぐらいよく晴れている。一方、白山方面は積雲がかかり山頂付近はほぼ見えてない。
別山登頂後、南竜ヶ馬場続く別山尾根を行く。アップダウンの少ない見晴らしの良い稜線。気持ちよく辿る。
所々に池塘があり、湿性の植物が見られる。途中の天池では多くのクロサンショウウオの生息を確認。
この池は浅く小さい割にはなぜか水が枯れることがない。いつもとても不思議に思う。
また、ウメバチソウやマツムシソウなどすでに秋の花々が咲いている。
〇南竜ケ馬場
赤谷川から少し登り返すと、南竜ヶ馬場の広大な湿原。学生時代(30年近く前かな~)によく利用したなつかしのキャンプ場で大休憩。
雨が降ってきたのと室堂や山頂へ行くとバスの時刻に間に合わないと判断し残念ながらここから下山することに。
別山と白山の同時登山は次回また挑戦です。
山行データ 1日目
山名・山域 | 別山 |
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山行ルート | 市ノ瀬道~別山~南竜ケ馬場 |
日付 | 2024.09.08 |
所要時間 | 8時間 |
山行人数 | 1 |
天候 | 曇り時々晴れ一時雨 |
山行記録 | |
備考 |